山人ノマドの活動報告

東京都山岳連盟加盟の山岳会、山人ノマドのブログです。会員の山行記録、会の行事などを紹介していきます。

1等三角点峰と干支の山を歩く

4月12日~14日 たけぞう

 1月に次いでの中国遠征である。12日、のぞみ1号を福山で下車。すぐに南口のタクシーのりばに直行したので、桜が満開の福山城に行きそびれた。(帰りの新幹線の車窓から見ただけ)グリーンラインの熊ヶ峰広場で下車。4等三角点のある熊ヶ峰まで10分。山頂からの展望はない。広場に引き返し葛城山を経て彦山に向かう。1等三角点は電波塔の脇にあった。帰りは下山道を歩き、芦田川の畔からバスで一度福山駅に戻り、バスを乗り換え鞆の浦に向かう。常夜燈の近辺を散策する。福山から三原へ移動し、連泊する。

芦田川から見る熊ヶ峰」

鞆の浦の常夜燈」

 13日、タクシーで県道25号を北上し、八坂峠で下車。7時40分、出発。仏通寺・御調八幡宮ルートの中国自然歩道だが、三千段の階段といわれる東コースの登山道を行く。タムシバは散り、ツツジが咲き始めている。山頂手前のあずまやから三原湾が見える。9時5分、1等三角点のある八幡龍王山に到着。さらに10分ほど歩き、奥の院貴船神社まで往復し、往路を戻る。八坂峠から西コースに入り、3等三角点のある大峰山までピストン。13時迎えのタクシーにぎりぎり間に合った。タクシーは三原駅を通過し、筆影山まで行ってもらう。桜は散り始めたが瀬戸内海の多島美がいい。2等三角点のある葉田竜王山へ向かう。15時30分、電波塔のある山頂広場に着いたが、30分うろついても三角点は見つけられず(広場の植え込みの中にあるらしい)、須波へと下山する。17時46分の呉線に乗って三原へ戻る。

「左:大峰山、右:八幡龍王山」

筆影山から見る因島大橋

「葉田竜王山の展望広場」

 14日、こだまに乗って新下関まで行き、幡生から山陰本線に乗り換え吉見で下車。まず龍王神社に向かい、参拝。登山口を10時45分に出発。10分ほどで中宮を通過し、五合目まで1ピッチ。日本海の響灘が見える。上宮分岐を経て、鬼ヶ城がまじかに見えると、1等三角点の吉見竜王山に12時45分登頂。360度の大展望である。風が強いが、20分ほど滞在し、往路を戻る。吉見の踏み切りを渡る所で列車が通過していった。吉見漁港でかまぼこを食べながら時間を潰し、帰京の途に着く。

龍王神社の鳥居と竜王山上宮ピーク」

「響灘と九州・福智山(中央)」

「吉見竜王山山頂」

「吉見漁港と加茂島(3連の島)」

「吉見漁港から見る竜王山(右奥)」

横沢丘陵・秋川丘陵を歩く

3月16日 たけぞう

 5週間ぶりである。9時過ぎ、武蔵五日市駅から歩く。五日市線の踏切を渡り、参道を行くと三内神社に着く。さらに石段の道を上っていくと、駅から50分ほどで三内神社奥社のある天竺山に着いた。標高310mの新しい標柱があった。石切り場跡の石山の池に立ち寄るが、ただの水たまりにしか見えない。基本、送電線巡視路を歩く。横沢・小机林道に飛び出し、ここから横沢北側尾根に入る。アップダウンを繰り返し、3等三角点のある唐松山を10時45分通過。この先、横沢東側尾根から分かれ、下ノ川へ下山する。東京都が「里山保全地域」の第1号として指定した「横沢入」である。中央湿地を見ずに龍性寺脇の道をたどる。再び、五日市線の踏切を渡り、秋川を越えて、高尾神社へ向かう。

 11時50分出発。奥社を経て、小峰公園からの道と合流すると、3等三角点と城の遺構図のある網代城山に着く。ここからわずかで岩がゴロゴロある網代弁天山(292m)に到着。弁天洞窟や貴志嶋神社を経て、五日市トンネル脇の登山口へ下山する。山田大橋の手前から網代トンネルの右手の車道を登る。ゴルフ場が左右に見え、ゴミの最終処分場を過ぎると、秋川丘陵自然歩道に入り、未舗装の幅広い道になる。10分ほどで、雹留山への道標と私製の解説板がある地点に到着。薮の中を少し登ると山名板があり、14時40分登頂。石囲いの小さな神社もあった。山田大橋まで戻り、武蔵増戸駅へ向かう。多摩百山を4座稼いだ。

「高尾神社奥社付近から天竺山を見る」

雪の奥多摩を歩く

2月10日 たけぞう

 大雪の後の週末、雪の奥多摩を歩きたくなった。当初、赤指尾根を末端から歩く予定であったが、久々の雪山ということで大チョンボをする。まず、冬靴にしなかったこと。次いでスパッツの携帯を忘れたこと。青梅線の車窓から見る奥多摩の町は屋根にしっかり雪が残っている。計画を峰谷から赤指山へのピストンに変更する。バス終点の峰谷で降りた他の3組のハイカーは鷹ノ巣山をめざして行った。小生は8時40分、出発。峰の集落内の道は除雪されているが、ショートカットの登山道はけものの足跡だけである。つぼ足で歩く。花入神社まで40分かかった。さらに集落はずれの林道ゲートまで1時間かかる。この先は除雪されていない。8分ほどで登山道分岐。ここから上の林道横断点まで斜面のトラーバースとなる。途中、デブリ地点もあった。11時15分、横断点に到着。ここからが赤指尾根に沿って登りの登山道になるが、雪が深そうである。靴もズボンもびしょ濡れなので、ここで敗退を決める。下りはトレースが残っているので速い。12時半に峰谷に戻った。リベンジは春になってからか。

「峰の集落と鷹ノ巣山

「御前山遠望」