I江 記
南八ヶ岳に向けて足慣らしと状態を確認する為木曽駒ヶ岳に行って来ました。テント泊を予定していましたが午後から翌日にかかて悪天候予報の為、午前のみの日帰り山行に変更。
千畳敷カールの登りを経て、伊那前岳へ足を延ばすがアイスバーンに強風だった為途中で引き返しました。木曽駒ヶ岳方面への道は風も強く中岳まで行って引き返しました。
戻る途中、宝剣岳をソロで登る人がいて、しばらく見ていたが無事登頂するのを見届けて下山。
L /T島、K林、H野
12月29日に茅野駅からバスで渋ノ湯ヘ。
バスを降りて対岸の斜面を登り、パノラマコースとの分岐手前で休憩をとる。雪山テント山行の荷物は重い。
14時すぎに黒百合ヒュッテ到着。テント設営の手続きを済ませて、寒風の中でテントを張る。
料理用の水つくりの雪を集めて、テントの中へ。
中山展望台まで足慣らしを兼ねた雪上訓練は、テント設営に手間取ったことから中止した。
暖を取り、夕食づくりへ突入し、そのまま宴会、早めに就寝。
12月30日、深夜から明け方に3センチの降雪。朝食後、東天狗に向かう。
樹林帯を抜けると、東天狗、西天狗が青空に大きく映えている。
東天狗への急坂をゆっくり登り、右手にまわりこみながら岩稜をやりすごして頂上へ。
途中でT島、K林ともにアイゼンがたびたびはずれる。
ベルトの締め込み弱かったり、前コバと止め金具のズレがあったことによる。
岩稜に行く前にはアイゼンの点検は欠かせないと反省。風が強いため西天狗へはカットして、中山峠に戻る。ここからニュウへ向かう。
霧氷できらめく樹林帯をすすみ、1時間ほどでニュウの岩峰にたどりつく。眼下に白駒池が白
く輝いている。
H野さんが14時ごろに小屋に到着予定なので、その時刻に合わせて小屋にもどる。
今夜はH野さんと一緒に小屋に泊まることへ。
T島、K林はテントで夕食をして、つまみを持って小屋のストーブを囲んで宴会に。
小屋ではケーナの演奏がおこなわれた。
それに聞き入ったあと、
ビール缶を持って暖かい布団に潜り込む。
12月31日、テントでゆっくり朝食をとり、11時35分の渋の湯発のバスに
間に合うように下山した。この日は登ってくる登山者が多かった。
●K林です。今回冬山初テント泊しました。
氷から水を作る、冬山でのテント幕営の仕方など体験。また寒いのでたくさん着込み、夜ガスをたいてテントの中を温かくするなど。。しかし、朝方は寒かった(T_T)
小屋にも泊まりましたが、またテントにはない雰囲気で両方楽しめました。
メンバー:W田、I江、バンブー (写真提供w田)
大同心が見えてきた小屋はもうすぐ。
易しスラブはスイスイだ。
豪快に登るT内君
久しぶりなので腰が引けているw田。
出発時赤岳鉱泉前にて。
南沢を登るT内君。安定している。
初体験で南沢を登るI江君。
アイスの時期は非常に短いので冬に入る早い段階から計画を立てて実施しないとなかなか良い条件には恵まれない。少し火が付いたのでもう一度くらいは若い人と同行したいと思っている。久しぶりにI江君とも会えて、年末に楽しい山行が出来て良かった。