山人ノマドの活動報告

東京都山岳連盟加盟の山岳会、山人ノマドのブログです。会員の山行記録、会の行事などを紹介していきます。

鳥海山山スキー

2017年、5月12日~14日 メンバー:T山、K子、F森、W田

 

5月12日朝にK子さんの家の駐車場に集合、3人分のスキーとシュラフ等の装備、4人分の食料を積み込む。すごい量だ。東北道に入り山形から新庄経由で鳥海山祓川ヒュッテに向かう。さすがに連休明けなので道は空いている。16時30分頃に到着。

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祓川ヒュッテ。管理人のいるときは電気もガスもシャワーも使える。

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小屋の裏には水芭蕉が咲いていた。

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今年は雪が多い。

その日は3人で宿泊し、翌日朝にT山君が合流した。その日は低気圧が太平洋側を通過したため関東以西は雨だったが東北の日本海側も悪くなるのが早かった。朝方は山頂が見えていたがどんどん悪くなり出発準備をしている最中に雨が降り出し、山はガスに包まれていった。早朝に出発した人達も本格的雨になり、どんどん戻ってくる。結局その日は中止。午前中は昼寝をしたり本を読んだりでダラダラと時間をつぶす。昼食後に温泉に出かけ、帰りに馬刺しを仕入れて4時半頃から宴会。明日に備えて早めの就寝。

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初日の夕食、左は途中で採取したコゴミ。

翌14日は6合目から上はガスだが青空も見えている。虹も出ている。

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7時に出発。

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風が強いのとガスの中で降っている雨が風で飛んでくる。斜面をしばらく登ると風がどんどん強くなってきた。耐風姿勢を取りたいような状態だ。

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今日は頂上は絶対無理だと思っていて7合目避難小屋付近から快適に滑ろうかと考えていたが、あまりの風の強さにしばらく登ったところで敗退を決める。下りの斜面は雪が締まっていて快適だった。

9時過ぎに戻り1日早く帰京することに決定。駐車場でT山君と別れて夕方には帰宅。

鳥海山スキーは何度も行くが天気に振られてばかりだ。久しぶりにT山君と再会できて酒を飲めたのが一番の収穫だった。                

                                  W田 記

 

 

 

明神ヶ岳~箱根湯本へ縦走

5月4日 I田千、O田(記)

 

このところすっかり山から遠ざかっているのだが、、、
I田千リーダーから嬉しいお誘いがあり
連休2日目に箱根の山をのんびり歩いてきた。

 

ルート:
小田原駅から伊豆箱根鉄道大雄山線大雄山駅下車→バスで道了尊下車
登山口(9時30分)~明神ヶ岳~明星ヶ岳~塔ノ峰~箱根湯本駅(17時)


箱根の山は、2010年にノマドの個人山行で足柄駅から金時山、明神ヶ岳経由箱根湯本まで歩いている。しかし、激混みだった金時山くらいしか記憶がない。

 

登山道はよく整備されていて、湯本までのロングルートも組めるし、途中箱根の温泉街へいくつものエスケープルートがある。人でごった返す丹沢や奥多摩のハイキングを避けて、ちょっと歩きたい時にお勧めのコース♪

 

足に優しい箱根の山々でリフレッシュし、小田原へ移動して地魚のお店で打ち上げ!
リーダー、1日ありがとう。

 

石仏12体

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明神ヶ岳頂上 そこそこの人出

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明るく、よく整備された快適な登山道

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穂高涸沢

 

穂高涸沢・蝶が岳

 

2017.05.3-06

穂高涸沢 T島(記)・H野

蝶が岳  I井

 

 5月3日の深夜バスに乗り、翌4日朝に上高地バスセンターに。ここでI井さんと合流し、明神まで一緒に歩く。朝食後、I井さんは一足早くに蝶が岳に向けて出発。T島・H野は本日の行動は横尾までなので時間はたっぷり、観光を兼ねて明神池へ。ここは安曇野にある穂高神社の奥宮にあたるとのこと。静かな池巡りをしてから嘉門次小屋へ。かつて登った明神東稜が青空に見える。本日は2パーティーが入っているという。開業時間前に岩魚の塩焼きを注文する。ほくほくとして頭まで食べれる。このあとは新村橋を見学し、奥又白池やパノラマコースに思いをめぐらす。徳澤園ではソフトクリームを食べる。先発したI井さんとは無線で交信予定時刻になっても連絡がとれない。そのため携帯メールでやりとりをする。12時ごろには横尾山荘に到着。13時のチェックインまで雄大なまわりの山々を眺めて缶ビール片手に時間をすごす。

 5日、6時過ぎに涸沢にむかう。横尾谷左岸の登山道を進み、途中でアイゼンをつける。本谷橋は雪に埋まっている。ここからの夏道は右岸沿いにあるが、今回は谷に沿って雪渓を登っていく。Sガレ地点あたりからの急斜面を登れば、涸沢ヒュッテの屋根と鯉のぼりが見えてくる。しかしここからが遠い。出発から4時間で涸沢ヒュッテに到着。曇っていた空は快晴になる。このテラスで生ビールを飲むことが自分にとっての今回の山行の目的。生ビールセット(おでん付き)で1400円。青空と真っ白な穂高の山々を眺めて飲むビールは格別に美味しい。

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 前穂の頂上に向けた谷筋を登る山スキーヤーの行方を気にしつつ下山し、2時間あまりで横尾山荘に戻る。蝶が岳に登っていたI井さんと合流する。

 

 6日、朝5時過ぎに槍沢ロッジで働いていて休暇で下山するWさっちゃんと横尾山荘前で再会する。元気そうな笑顔に安心した。

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  朝食後、小雨の中を上高地に向かう。

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 入山時には徳澤園と小梨平のキャンプ場にはたくさんのテントがあったが、だいぶ少なくなっていた。9時30分のバスで新島々へ。また今度も穂高に来ることを願いつつ、雲の中の山々に別れを告げた。

 

 追記:I井

涸沢と蝶ヶ岳、それぞれの目的を終えて横尾山荘で合流しました。

休暇に入るWSちゃんとも会えてよかったです。