山人ノマドの活動報告

東京都山岳連盟加盟の山岳会、山人ノマドのブログです。会員の山行記録、会の行事などを紹介していきます。

8月2日、3日 本沢温泉~硫黄岳

8月2日、3日 本沢温泉~硫黄岳・O原記

 

またまた久しぶりのお山でございます。

テントの重みを感じながらなだらかに続く山道をよろよろと歩きます。

ずっとガスガスでどんよりした天気。

 

9時半頃に本沢温泉のテン場に到着、1張もないので、好きな場所に設営。

行ける所まで行ってみようと硫黄岳に向けて出発してみましたが、夏沢峠に着く直前に降り出し雨足が強くなってきました。

天狗方面は少しずつガスが切れて隙間から青い空が・・・

反対側のほうが良かったかなあと、携帯の雨雲レ-ダ-を見つつおやつを食べて雨宿り。

と、、、少しずつガスが切れて晴れ間が見えてきました。

ほぼ誰にも会わずにいましたが、どこかで雨宿りしていたらしい人々が硫黄方面から次々に降りてきました。

我々も出発し、しばらくは雲の隙間からのぞく青空を背に気持ちの良い高山ハイキング。

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しかし、稜線に出てからまたガスに覆われ、ぽつぽつと。

遠くのほうでは雷も聞こえて、誰もいないし心細くとりあえず急いでピ-クへ向かいます。

ピ-クにつくと、ガスのままですが雨は止み、子供たちの団体がいたりと、いたってのどかな雰囲気でした。

 

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下山後、お楽しみの本沢温泉(内風呂)で汗を流します。

独り占めの超気持ち良いお湯でした!

 

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翌日は昨日の歩きに疲れて、外風呂を見に行ってから下山しました。

天候にはあまり恵まれませんでしたが、大変リフレッシュできた夏山でした。

 

 

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夏の美ヶ原

byたけぞう

 93年9月、塩尻峠から高ボッチ、鉢伏山と歩き、扉温泉に宿泊。翌日、扉峠から茶臼山を経て美ヶ原に来た。今回は、焼山の滝と1等三角点の武石峰をめざす。上田または松本に前泊すれば2つ合わせて1日コースだが、年だし、3ヶ月ぶりの歩きなので、美ヶ原高原ホテルの山本小屋に宿泊することにする。

 8月4日、期間限定、1日1本の美ヶ原高原美術館線のバスに乗り山本小屋バス停下車。チェックイン予定の時刻が遅れるかも知れないと伝えて、12時45分、美しの塔の先の焼山沢コース入口の牧場内に入る。牧柵に沿って道があるのだが、逃げないジャージー牛の側を静かに歩く。15分ほどで牧場のゲートから沢沿いの道になる。水石(石に水が溜まっているだけ)やヒカリゴケ自生地を経て、焼山の滝に14時到着。雄滝は苔をまとった2段の滝、雌滝はスダレ状の滝だ。沢靴も持参したが登る時間がない。下流の推定樹齢400年のトガ(イチイ)の親木を見て、引き返す。15時を過ぎると、雷が鳴り、雨が降ってきた。ずぶぬれになりながら、牧場のゲートに戻ったのは16時10分、ホルスタイン牛が道をふさいでいるが、近づくと逃げていった。16時40分、山本小屋にチェックイン。濡れたものは蒔きストーブで乾かし、熱めの風呂に入る。夕食のジンギスカン鍋コースは他のおかずも多く食べ切れなかった。

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「焼山滝・雄滝」

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「焼山滝・雌滝」

 小屋の朝食は7時半で、宿泊者は朝食前にマイクロバスで行く王ヶ頭・王ヶ鼻の朝の散歩の無料サービスがある。5日、朝食を前夜、弁当にしてもらい、部屋で食べてから、5時50分、出発。日の出は5時半で、朝の高原は清清しい。八ヶ岳北アルプスが雲海の上に浮かぶ。朝の散歩のマイクロバスが追い越していく。王ヶ頭に6時30分、到着。牧場付近はハクサンフウロウツボグサだけだったが、ここで、シャジンやマツムシソウに出会った。マツムシソウを見ると、夏も終わりという感じがする。王ヶ鼻に着くと、ちょうど朝の散歩者が引き返すところだった。武石峰へは美ヶ原公園沖線に沿って登山道がある。だんだん雲が湧き出してきて、太陽の照りつけも厳しい。武石峰手前は焼山の美ヶ原牧場の脇を行く。8時50分、登頂。立派な1等三角点がある。木陰を見つけて30分ほど休んだ。ここから20分で思い出の丘駐車場に着く。来た道を引き返すのは熱中症にかかる危険が大きいので、11時25分発の美ヶ原高原直行バスを待って松本に帰った。

 

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マツムシソウ

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「武石峰」

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「武石峰から見る王ヶ頭・王ヶ鼻」

最高の沢登り日和(沢2本連チャン) ー沢登り見習いじゅんPの今夏沢はじめ記録ー

3日(土) 奥多摩 兵の沢 西武秩父線芦ヶ久保駅から二子山方面へ

遡行開始8時45分 遡行終了10時50分 下山12時

 

西武秩父線のなんともローカルな雰囲気の電車に揺られて

芦ヶ久保駅に到着

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駅前はすでに暑い

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しかし線路をくぐる小さなトンネルをぬけるとそこは別世界

10分ほど登山して尾根に上がると沢のせせらぎが耳に心地よく響いてくる

体感温度がぐっと下がり、沢風が肌に心地よい

入渓予定地点の丸木橋より手前に小さな感じの良い河原があったので

ビニールシートを敷いて早速入渓準備

目の前には1メートル滝

「えー感じやなー、もうこここで水に足つけてお弁当食べて帰ろかな」

そんなんことを思いつつも、装備をつけ終わり、ザックを背負うと

不思議とエンジンがかかるのだ

さー行きまっせ!

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この沢は大きな滝もなく、沢登り(滝登り)としては難度の低いものだが、

そこは水の中、ごろごろと石の中、普通の登山道とは異なり

一歩一歩慎重にいかねば、苔で滑る、浮石に乗り転ぶ、などの危険がどっさり

なんですが、あー来てよかった、水の中、川の中サイコー!

なんですね

時々現れる小滝を登り、流心を「シャワークライム」と

(心の中で)叫びながら登ると、沢登り見習いの僕にも、

沢登りの楽しみがじわじわと体中にしみてくる

時々立ち止まり、四囲の景色を堪能する

音を聞く、風を感じる、光を見る

「うーん、マンダム」(古すぎて、誰にもわからんな)

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疲れれば河原にビニールシートを敷いて、おにぎりをパクつく

時間が止まったようなこの瞬間

あーええなあ

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遡行終了地点で着替えて下山

下山後は灼熱の炎天下

秋ぐらいにまた来たいな

 

 

 

4日(土) 奥多摩 大岳沢

武蔵五日市から上養沢行きバスで大嶽鍾乳洞入り口下車

林道歩き50分

遡行開始8時30分 遡行終了11時 下山11時45分

 

林道終点すぐの木橋下の河原で入渓準備

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沢の音 沢の風が今日も沢登り見習いの僕を

こっちへおいでーと誘う

早速小滝を登り始め、昨日に続き沢登り開始

長かった梅雨を吸い込んだ山沢の水量は豊富で

今日も水をたっぷりと浴びて沢を進む

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明らかに兵の沢より難度が上で

途中少し難しめの岩登りや、巻道登りがあり

こーこなくっちゃ!と心を奮い立たせて先に進む

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大滝の釜に登ったり、登り上げた岩の上で休憩したり

ここも夏の終わりか、秋のはじめに

もう一度来よ

 

ちなみに両沢で、いろんな人との交流もありました

書くと長くなりますので、また酒の肴にでも

また、下山時の炎暑酷暑は、

もうトレーニング以外の何物でもないので省略

 

沢登り連チャン、またしまっせー

じゅんP