山人ノマドの活動報告

東京都山岳連盟加盟の山岳会、山人ノマドのブログです。会員の山行記録、会の行事などを紹介していきます。

燕岳 2020.08.20 – 21 

2020.08.20 – 21

燕岳 // O原記

 

日本アルプスで一番と言っても良いくらい人気のある燕岳へ。

燕山荘のテン場の予約が2泊取れたので、のんびり稜線を楽しむ定着型です。

 

道の駅で仮眠をとって6時半頃に登山口へ。木曜日にもかかわらず、第一駐車場は満杯で、第二駐車場も残りわずかで停められました。

 

たくさん水分をとっていたのですが、道中やはり蒸し暑くて、熱中症気味で昼頃に到着。

欲張ってご褒美(食べ物)をたくさん持ってきたら重い。。

 

テントを立てて焼きそば食べて、燕岳へ。

途中で片方の靴底が剥がれてしまい、テ-ピングで応急処置。

ピ-クに着く頃にはうす暗い雲が上がってきて遠くで雷鳴もしてきたので、早々にテントへ戻る。(結局この日は降らず)

と、途中でもう片方も剥がれてしまったので、

翌日の大天井への稜線ハイキングはあきらめ、近所で?ゆっくり楽しんでから下山することにしました。

 

夕陽は見れずでしたが涼しくて良く眠れた!

夕方の空と朝陽は堪能しました。

 

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朝陽を写真におさめてから大天井方面に少しハイキングをして稜線の岩陰で朝ごはん。

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戻って燕岳に再び登ってコ-ヒ-。パカパカする靴底でしたが、気持ちの良い稜線を行ったり来たり堪能しました。

下山も暑かったものの思ってより空いていて良かった。

温泉楽しみ~!と、第一ベンチまで来たら残り1時間で土砂降りの雨が。。。

雷鳴もバリバリ。

登山道が濁流にのまれ、ずぶ濡れで登山口に到着しました。

 

小ゴルジュを通り小滝の連続を見ながら棒ノ折山に


2020年8月16日 T島

 

   毎日35度の暑さが続く中、涼しさを感じられて短時間で登れる棒ノ折山に行くことに。

 飯能駅からバスに乗り、さわらびの湯のバス停で下車。舗装道路の照り返しをさけつつ名栗湖ダムを渡って白谷沢の入口へ。ここの道標にわらじがかかっていた。

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 ここから白谷沢沿いを行く。涼しげな沢音を聞きつつ行けば、両側が狭まったゴルジュ状のところで沢を渡る。この後は小滝とゴルジュの連続となり、滝沿いの鎖場も出てくる。このあたりが白谷沢の見どころだ。滝だけを見に来たという男性もいた。

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ナメ滝も続く

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ゴルジュ状のところで沢を横切る

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小滝の飛沫を浴びながら登る

  なおも小滝のしぶきを感じながらすすめば、広葉樹の開けたところに出る。このあたりで沢の流れも穏やかになる。林道を横切って登り進めば、トラバース気味となり、岩茸石のところに出る。

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大きい岩茸石 滝の平尾根を降るにはこの左を通過する

 ここで一息入れて権次入峠を経て、棒ノ折山の頂上に立つ。前回、小沢峠から登ってきたときは頂上を踏まずに、権次入峠から白谷沢を降った。今回は頂上から少しかすんではいたが、北面の三重に連なる山々を見ることができた。

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棒ノ折山頂上には多くの人が休憩しており次々と登ってきた

 帰りは岩茸石から滝の平尾根の杉林の中のゆっくりした坂を下る。途中3回林道を横切り、最後に赤い橋を渡れば、さわらびの湯はもう近い。

 4時間30分ほど歩いた汗を流すべくさわらびの湯に急いだ。しかし何と入口には「本日の営業は12時まで」との掲示が! (>_<)

沢筋を登り降りしての畦が丸


8月9日 T島、Y井

 

   新松田からのバスは満員だったが、大滝橋では我々以外に1名が下車しただけだった。ここから林道を大滝沢沿いにすすむ。山道に入ると左手の大滝沢が木々の葉の間から輝いている。堰堤や小滝からの飛沫も感じられる。

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堰堤から流れ落ちる

    2度、3度、壊れた丸木橋のところを渡渉する。沢が地獄谷沢と二股に分かれたところで真ん中の尾根に登り、崖を回り込むように進んでいくと鬼石沢が目の前に飛び込んでくる。少し行けば避難小屋に出会う。

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避難小屋の手前から

   ここからは鬼石沢と分かれたステタロー沢に沿って進むが、5~6度水の中を横切る。ステタロー沢から離れて一度尾根に出てから少し進めば、休憩テーブルのある大滝峠上に出る。

    一息入れて畦が丸を目指して進むとちょうどガスが出てきた。肌はひんやりとして気持ちがいい。途中、道が崩れているところをすぎれば避難小屋に着く。現在改築中であり8月下旬には再開するとの表示があった。 畦が丸頂上には1組だけがいた。ここまでに頂上方面から出会ったのは5~6パーティほどだった。  

 

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畦が丸頂上

 西丹沢ビジターセンターからのバス時刻を気にしながら下り道を急ぐ。善六のタワを経て下降していくと小沢に出会う。ここでタオルを水に浸して顔をぬぐう。冷たくて気持ちが良い。本棚沢、下棚沢の出会いまでも何度も沢を横切る。滝見物も計画していたが時間がないので先を急ぐ。 滝見物の子供づれの家族と何組とも出会う。

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西沢出合いももうすぐ。他のパーティーも降りてきた

 最後の堰堤を下り、ビジターセンター前の橋を渡れば、バス停につく。ここまで6時間ほどの行動だったが、大半は沢筋であり、夏のハイキングコースとしてはおすすめだ。