東京都山岳連盟加盟の山岳会 山人ノマドです。

会員の山行記録、会の行事などを紹介していきます。

夏合宿@劔岳 W班

山人ノマド夏合宿報告 2日目

 

812日~13(84)

 

AM3時過ぎ、天場がざわめき始めました。

本日の予定は六峰Cフェースを登攀予定。多くのパーティが準備をする中、我々は敢えて早立ちせず、他パーティが登り終わった頃を狙い、遅めの5時半頃出発。

 

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縦走班と別れを告げ出発。長次郎谷目指して雪渓をサクサクと登っていきます。W氏から頂いたアミノ酸のお陰で前日の疲労がかなり回復しています。

 

六峰の取付までは結構あります。う~ん、きついな~;

 

 

 

息も切れ切れ、ようやく六峰Cフェース取付に到着。。お隣はAフェース。

 

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狙い通り待ち時間も無く登攀開始。今回は自分、M田ペア、W氏、T島先生ペアで行きました。

 

先行1P目は自分リード、易しい快適なスラブでグイグイ上がって終了。2PはM田さんリード。出だしの凹角も難なく越え快調に上がって行きます。3Pは自分リード。このピッチから高度感が出てきて、本チャンらしい緊張感を味わえました。

核心らしい核心がないこのルート、敢えて言うならこの3P目が核心に思えました。

 

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 かっこいいムーブを決めるM田さん

 

4Pは「ヤーマン!4Pが核心らしいぜブラザー。譲ってやるから決めてこいよピース!」と何故かブラック口調でリードを譲ってもらいました。

 

4P目はこのルートのハイライト!高度感バツグンのリップをトラバーース!!!これぞアルパイン!! ガシガシとトラバースし、終了点に到着。

ここで4Pは20m程度、トポで5Pは25m。まだロープに余裕があるけど…M田さーーん、どうしましょうーー!?

「ヤマン!いっちゃって~~!」とM田氏。

 

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4Pトラバース箇所 ピース!!

 

5P25m程度のフェースを頂上に向かって直上。しかしあと3mほどのところでロープいっぱいのコール。ギリギリ届かずピッチを切る。M田さんが上がってきたあと3mほどを登ってマントル返して頂上へ。M田さんとがっしり握手を交わし、しばし壮大な景色を楽しみました。

 

 

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終了点から五峰 かっこいい

 

 

続いてT島先生が頂上へ上がってきました。「終了点はどこだ~~♪」とさすが余裕の表情。W氏も鼻歌まじりで頂上へ合流。全員無事登頂しました。

ここから懸垂下降をして5.6のコルへ降ります。W氏曰く、懸垂ポイントを間違えるととんでもない場所に降りてしまうらしく、慎重に支点の場所を探ります。2回の懸垂で無事5.6のコルへ到着。ハーネス、ガチャ類を外し、靴を履き替えアイゼンを装着して雪渓を下ります。

 

満足感に浸りながら雪渓を下っていると背後から「ラーーーーークッ!!!」の声。

 

振り返ると上からデイパックくらいの岩が音もなく凄い勢いでゴロンゴロンと転がってきて我々の横を凄い勢いで通り抜けていきました。こえぇ~~。。。

 

その後我々のBC、真砂沢ロッジに到着、全員でガッシリ握手を交わし、今日も笑いの絶えない宴会が始まるのでした。

 

続きの3日目レポは、Wさん宜しくお願いしまっす!!

 

反省点

  • ヌンチャクは全本アルパインヌンチャクでもいいくらい(少なすぎ)

  • 3P終了点でロープがギリギリ(足りない)だったのは先行パーティのロープが60mだった為。自己判断が出来ていない。

  • コールはやはり聞こえない。ホイッスルも厳しかった。ロープ操作による合図を練習する必要あり。

  • 体力なさ過ぎ。最近フリーばかりだった為、アプローチでヘロヘロになる始末。本チャンやるなら体力を付けよう!