7月30日夜~8月3日
メンバー L 藤森(記)西川(写)
7月30日 竹橋発 毎日あるぺん号22:30
7月31日 4時前七倉ダム前到着 仮眠 乗合いタクシー~高瀬ダム6:00
ブナ立尾根~烏帽子小屋~野口五郎小屋 (泊)晴れ
北アルプス三大急登の一つブナ立尾根を5時間で登り烏帽子小屋前でコーヒータイム。眼前に大きな赤牛岳を眺め足元にはイワギキョウの群落とコマクサの赤花と珍しい白花。至福の時を過ごす。三ツ岳までコマクサの群落続き。こんなに広い範囲でコマクサを見るのは初めて。野口五郎小屋までのあと400mがきつかった。大きな石にあと300m、あと200メートル、と書かれていた。
『黒部五郎は人名ではない。山中の岩場のことをゴーロという。五郎は
ゴーロの宛字でそれが黒部川の源流近くにあるから黒部のゴーロ。即ち黒部五郎岳となったのである。北アルプスのほかに野口五郎岳がある。二つのゴーロの山を区別するため、黒部と野口を上に冠したのである』
水晶岳(2986m)往復~岩苔乗越~黒部源流碑~三俣山荘~
黒部五郎小屋(泊)晴れ後雨
5時早朝の爽やかな空気の中、快適に水晶小屋まで歩く。小屋に不必要な荷をあずけ水晶岳へ。山頂直下で下山中の元気な高校生の団体とすれ違う。
山頂は狭いので写真撮影と山々の眺望を楽しみ早々に下山。
小屋で記念の手ぬぐいを購入。岩苔乗越から三俣山荘までの沢沿いの道は色取り取りの花々が咲きそろい夏山満喫。
三俣山荘前で炎天下のコーヒータイム。
三俣山荘13時、出て間もなく雨が降り出し、遠くで雷の音も聞こえる。
急いで小走りで黒部五郎小屋に。石に〇印や標識などしっかり付いていた。小屋は乾燥室も良く、部屋は天井が高く広く快適に過ごせた。
8月2日 黒部五郎小屋~黒部五郎岳(2840m)~赤木岳~北ノ俣岳~
太郎平小屋(泊) 晴れ後雨
前夜の強雨が心配だったが朝方小雨から晴れに変わりカールの道を歩く。
途中見晴らしの良い岩の上で朝食。ゆっくりと山頂目指す。
7:40分山頂。大展望が・・・・御嶽山・乗鞍岳・笠が岳・奥穂高・槍ヶ岳
白山・立山・・・・雲海の上に浮かぶ山々満喫。
今までの登って来た山々が思い出される。
山頂でコーヒータイム(モーニングコーヒー)を楽しむ。
いつもコーヒーセットを持ちあげてくれるあきちゃんに感謝。
私は山歩きを始めたころ、山でお茶を飲んでとても美味しく元気になった事が忘れられず余裕のある時は山でのお茶を楽しみに登っている。
余韻に浸りながらの下山。
10時過ぎから雨が降り出したが午前中でもあるし雷も無し。
赤木岳からは歩いた事のある道でもあり、滑らないように慎重に下山。
太郎平小屋に13時着。雨具を干し、狭い部屋でかたずけ。
食堂にてビール・ラーメン・カレーライスで打ち上げ。
途中圏外が何度もあり。太郎平小屋では携帯が通じ、天気予報などの情報を送信してくれた和田さんに感謝のメール。
8月3日 太郎平小屋~折立ヒュッテ~バス~亀谷温泉~富山駅~帰宅。
昨晩は強雨。夜中は満点の星。朝は曇り4時30分太郎平小屋出発。
折立ヒュッテへの道は6度目。前より道が荒れていて歩きずらい。
バス8:40に乗り記憶に残る亀谷温泉日帰り入浴。有峰口電車10:54::
上り・下り同じ時間の電車。早く来た電車に乗ったら立山行きでした。
5年前に逆コースを計画したが太郎平小屋で豪雨。引き返した事がある。
水晶岳・黒部五郎岳二つを登りたく今回、計画したが縦走の醍醐味と北アルプスの大きさ・雄大さを感じることが出来。日本の山は素晴らしい!!
縦走っていいなあ~ってあらためて感じました。
またゆっくり歩いてみたいと思う山行でした。F森記