読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

東京都山岳連盟加盟の山岳会 山人ノマドです。

会員の山行記録、会の行事などを紹介していきます。

THE WAVEに行ってきました

THE WAVEに行ってきました。

THE WAVEは、2003年に、ある写真家によって発見され、その写真が世界中で次々と賞を受賞し、また評価されたことから一躍有名になったそうです。場所はラスベガスから車で3、4時間のところにあるユタ州アリゾナ州の州境、パリアキャニオン・バーミリオンクリフス自然保護区内、コヨーテビュート・ノース地区にあります。

 

THE WAVEは、1億9千年前の砂岩で砂漠が化石した巨大砂漠の化石になります。よって岩質が砂でできているため非常に脆く、結果保護区というこもあり1日の入域者が20名と制限されています。事前許可を受けた20名だけが入れるということが、逆に人気を呼んでいるのではないかと思います。

 

1日に入れる20名のうち、10名は入域したい日から4ヶ月前にインターネットで応募、残りの10名は入域前日に、現地オフィス(ユタ州Kanab)でのビンゴ抽選になります。私は数年前からインターネットによる応募を何回か重ねてきました。世界中からネットによる抽選のため、倍率はハイシーズには300倍にもなることもあるそうです。ただ、天候もコンディションも安定しない冬場であれば、1日20人ほどしか応募しない冬場の現地抽選が穴場ということを聞き、思いきって行ってきました。

 

1回であたるとは考えていませんでしたので、現地での滞在を5日間、当たるまで抽選会に行く予定でした。ところが、渡航3日前に12月から3月までの冬季、現地抽選会場となるオフィスは週末は閉鎖、よって金曜日に翌日土曜、日曜、月曜日の3日間分を抽選するということがわかりました。 金曜日の午後に現地に着くフライトのため、5日間の予定が2日間だけしか抽選会に行けないことがわかりました。この時点で、今年は無理だなあと思っていました。

 

現地抽選会場となる事務所はKanabとい小さな街にあります。8時半から申請用紙が配られ、9時からビンゴ抽選になります。一つの申請用紙に6人まで申請することができます。申請用紙を提出すると、振り分けられた番号をくれます。抽選方法はビンゴです。私が月曜初日に行ったときは24名が申請にきていました。申請用紙を買いて提出し、振り当てられた番号が7番。

 

さあ、始まりです。ビンゴ1つ目の当選番号は7番、我々の番号でした。思わず、えっ、え〜〜 えーーーーあたりぃ〜?? といった感じでした。抽選は10人に達するまでやります。今回は8人まで決まった段階で、次に当選したグループは3人。この場合、3人のうち2人だけ参加するか、3人全員諦めるかを決めなくてはならず、そのグループは翌日再度くるということで辞退しました。ちょっと酷な選択です。

 

ビンゴであたった10名には、そのまま事務所に残り、地図が配られ詳しい説明があります。保護地区のため一切の標識はありませんので、iPhoneGPSが大変役にたちました。水場もない砂漠地帯、夏場は一人1ガロン(約4L)の水を持っていかなくてはならないそうです。

 

f:id:yamanomad:20170206090156j:plain

ビンゴによる抽選

 

f:id:yamanomad:20170207164406j:plain

事前にもらった地図 日本語のものもあります

 

 

2月7日(火) 曇り時々雨

朝6時半、Kanabのモーテル出発。

7時半駐車場着。一般道を30分、四駆でぬかるんだ道を30分で駐車場着。

ちゃんと許可を受けているという証明書の半券を車のボンネットにはり、残りの半券をザックの見えるところに下げ、日本と同様、入山した日時名前などを記入し、7時40分駐車場出発。 THE WAVEの場所はかなり小さいところなので、写真撮影は譲り合いするしかありません。よって我々は現地での撮影に時間がかかることを勘案し、一番のりを目指し早くに出発しました。

 

f:id:yamanomad:20170205170134j:plain

数日前に降った雨で道は四駆でないと不可能

 

f:id:yamanomad:20170205170938j:plain

深い轍が

 

f:id:yamanomad:20170205172457j:plain

車のボンネットにおいてある入域証明書、ピンク色はネットによる応募

 

f:id:yamanomad:20170207074224j:plain

ザックにも証明書をさげる 緑色は現地抽選という意味

 

f:id:yamanomad:20170207072028j:plain

名前、人数、国籍、車両番号、入域日時を記入、戻ってきたら着時間も書く

 

砂地には前日歩いた人の踏み跡がありますが、岩になると全く踏み跡もなく、もらった地図を見ながら、また行きと帰りでは景色が全く違うので注意しながら、iPhoneGPSを頼りに進みます。

 

f:id:yamanomad:20170207072222j:plain

 

f:id:yamanomad:20170207084245j:plain

 

 

 

f:id:yamanomad:20170207103002j:plain

 

 

 

f:id:yamanomad:20170207083129j:plain

ここがTHE WAVE  一番のりでかなり長い時間いました。

通常晴れた日には影ができるため、正午12時にあわせてくるようですが、

この日は時々雨曇りで、影ができないので写真撮影にはちょうどよかったです。

 

f:id:yamanomad:20170207085256j:plain

 

f:id:yamanomad:20170207085203j:plain

 

f:id:yamanomad:20170207092723j:plain

アメリカはどこもドローン(無人航空機)は使えないので、7.5mに伸びる竿で撮影

 

f:id:yamanomad:20170207083327j:plain

 

f:id:yamanomad:20170212001757j:plain

 

 

f:id:yamanomad:20170207104552j:plain

 

f:id:yamanomad:20170207111842j:plain

この狭い渓谷をつめたところにWAVEがあります

 

THE WAVEは、アメリカユタ州アリゾナ州を中心に半径230キロの円を描いた中に、10の国立公園、16の国定公園、19の国立モニュメントがある、いわゆる「グランドサークル」の中にあります。似たような色と岩質が際立つ地域ですが、その中でもこの小さな場所に綺麗なウェーブが残されていました。 

実際に行ってみて、、、億単位で作られた自然の造形の中を歩いているだけで圧倒されてしまい、日々の生活や、ちっちゃなことで悩んでみたり悔やんでいる自分が小さくも見えますが、それはそれで可愛いものだなあと思いました。

 

番外

アメリカの国立公園の中でも得に好きなグランドサークルですが、この冬の時期に来たのは初めてでした。

 

f:id:yamanomad:20170204105854j:plain

ザイオン国立公園

 

f:id:yamanomad:20170204151153j:plain

ザイオンはキャニオリングが盛んで、この渓谷もそのひとつで夏場はかなりの人で賑わうそうです

 

f:id:yamanomad:20170204135636j:plain

2月というのに、キャニオリングを楽しんでいました(ガイドツアー)

 

f:id:yamanomad:20170205074637j:plain

ブライスキャニオン国立公園

 

f:id:yamanomad:20170205065247j:plain

ブライスキャニオン国立公園 どうしてこんなのができちゃうのか・・・

 

f:id:yamanomad:20170205073225j:plain

ここでもドローンは禁止 竿が活躍してます

 

f:id:yamanomad:20170208141810j:plain

ホースシューベンド コロラド川が馬蹄形に蛇行している場所

 

f:id:yamanomad:20170208130608j:plain

アンテロープキャニオン

 

f:id:yamanomad:20170208125210j:plain

 

 

f:id:yamanomad:20170208065431j:plain

モニュメントバレー いくつも映画がここで撮影されている

 

f:id:yamanomad:20170208075156j:plain

モニュメントバレー

 

f:id:yamanomad:20170208085309j:plain

後ろがモニュメントバレー エイビーロードで使われた広告の撮影地(わかる人は古いね、笑)