6月24日(土) 恵那山 N川
岐阜にあるN川の実家から、
冬になると白い恵那山がよく見える。
いつかあの頂きに立ってみたいなと思っていた。
ちょうど日曜に実家で用があったのと、
梅雨の晴れ間になる予報に、前日の土曜に登ることにした。
深夜12時、逗子出発。中央自動車道・飯田山本ICより
恵那山広河原駐車場着、午前3時50分。
駐車している車は3台のみ。
少し車で仮眠。
4つある登山ルートのうち広河原ルートは、
長野県阿智村からの最も新しい最短ルート。
広河原駐車場から恵那山登山口までは、車道を30分。
木谷川を渡った後はひたすら頂上を目指す。
山頂までの登山道約3キロを、300m毎に標識がたっている。
登山道の大部分は眺望がない。
また笹が生い茂り、足元の登山道はみえず
少し荒れた感じがした。
笹と木の根と眺望のない色気のない登山道に
ひときわ可憐に高山植物が咲いていた。
300m毎の標識
笹だらけ
8合目あたりで視界は開ける。
山頂は恵那山神社があり、木枠で作られた展望台があるが、
山頂そのものは高い針葉樹があるため展望はよくない。
この日の山頂はアブの大群でゆっくり休んでいられなかった。
それでも、ずっと来たかった山頂。
誰もおらずiPhoneで自撮りするものの、
私の腕が短くてうまく写せない。
かなりつまらない山頂
どうしても逆さに投稿されてしまいます。。なぜ???
梅雨の晴れ間と週末土曜と百名山が重なった恵那山。
下山は沢山の登山者とすれ違う。
午前10時過ぎには登山口着。
3台しかなかった駐車場に、車は40台ほど。
10キロ離れた昼神温泉で汗を流し実家へ向かった。
恵那山 (標高2191M)
田中澄江がエッセイで発表した新・花の百名山に選定されている。
外国人の初登頂は、かの有名なウォルター・ウエストン。
島崎藤村が幼少時に眺めた山として
「夜明け前」で描かれている。
一度登った人に一緒に登らない?と声をかけても
だいたいは断られるそうな・・・。
3大がっかり百名山の汚名もあるが、
私には思い入れのあるいい山だった。
でも、また来るかと聞かれれば返答に困るかな・・・(笑)。