山人ノマドの活動報告

東京都山岳連盟加盟の山岳会、山人ノマドのブログです。会員の山行記録、会の行事などを紹介していきます。

暑い日のハイキング―沢沿いコースの棒ノ折山―

7月15日(日)  tera

 

猛暑の三連休の中日に奥多摩棒ノ折山を計画。参加を募るが、みな予定があるようで反応なし。棒ノ折山は白谷沢などから登れば渓谷の雰囲気も楽しめる。涼感を期待して、ここを降りのコースとすることにした。

登りは軍畑駅から。榎峠を越えて、193号線の分岐を左に松の木トンネル方面に向かう。トンネルを過ぎて、次の小沢トンネル手前で右手から小沢峠へ進むことに(手持ちのエリアマップでは上成木の集落沿いの道から峠に向かうようになっていた)。ここまでアスファルト道路1時間以上、汗だくになる。この道はパイクや自転車が頻繁に行きかっていた。

 小沢峠から棒ノ折山手前の黒山までは2時間ほど。歩き始めたら登山道に黒い塊、それもまだ新しそうだ。あわてて熊鈴をザックにつけ、熊スプレーも手に持って、声を出しながらすすむ。この尾根道は杉林がほとんどだ。途中でタマゴダケが2つ、まさに地上に顔を出そうとしていた。

 

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黒山を過ぎて頂上手前の権次入峠ではたくさんの人が休憩しており、名栗方面から次から次へと人が登ってくる。連休3日の中日の暑い日に、同じように山に登ってくる人がいるんだと感心してしまった。

 ちょうど12時ちょっとすぎなので、下山ラッシュに巻き込まれないために頂上には向かわず白谷沢沿いを降り始める。涼感を期待していたが結構蒸し暑い。それでも沢をまたぐたびにタオルを水に浸して汗をぬぐうことができる。ゴルジユ状の滝沿いのところは鎖もあり、それなりに楽しいところだ。水の流れの穏やかなところでは子供連れ家族が水遊びをしていた。

 

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 名栗湖のダムを渡り、さわらびの湯で汗を流し、飯能駅のいつもの中華料理屋でビールで乾杯! 暑い日の山もいいものだと思ったりもした。