山人ノマドの活動報告

東京都山岳連盟加盟の山岳会、山人ノマドのブログです。会員の山行記録、会の行事などを紹介していきます。

奥多摩・御前山のカタクリをもとめて

28日、御前山のカタクリを見に行ってきた。

奥多摩駅はハイカー・登山者でごった返す。境橋から歩き、栃寄沢沿いの登山道に入る。途中、大岩の間から流れる滝があった。2008年版エアリアマップ記載の栃寄の大滝は、現地案内板ではゴハンギョウノ滝となっている。

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ゴハンギョウノ滝」

登山道はときどき「体験の森」の遊歩道と交差していく。カラマツ広場に立ち寄るとカタクリの花がちらほらと咲いている。この先、登山道脇にも見かけるようになる。ガラス張りの避難小屋で一休み。水場は涸れているようだ。登山者でごった返す御前山山頂に12時20分到着。山頂からは石尾根の山々がよく見える。

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雲取山から鷹ノ巣山の石尾根」

予定では大ダワから鋸尾根を下るつもりだったが、奥多摩湖方面に行ったほうがカタクリが見られるとのことで、ルートを変更する。山頂を下ると、富士山がきれいに見えた。

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「御前山から見る富士山」

惣岳山までの間が確かにカタクリは多い。ネットに保護された区画には群生しているところもある。惣岳山にも多くの人が休んでいた。惣岳山の下りも結構急で、シダクラ沢の遡行から登りあがる支尾根の合流地点はかなり下だ。14時半、奥多摩湖に着くと、臨時便のバスが待っていた。

 

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「二子のカタクリ