3月15日(日) L/T島、N村
春の山の名にふさわしいということで蕨山にいくことにした。
飯能駅から1時間ぐらいで名郷バス停に。入間川の橋を渡って林道を進み、堰堤が立ちふさいでいるところから枝沢を渡って急登にとりつく。あたりは杉林となり、これがあとまで続くことになる。
小沢の二股のところを右に進み、高度を稼いでいくと蕨山の北側の尾根に乗る。ここからはゆるやかな登りとなるが、前日降った雪が登山道を埋めている。3か所ほどの小さな岩場を乗っこしていくと、有馬山に続く分岐に出る。ここを右に少し行けば蕨山の最高点(1044m)があるが、そこはカットして1033mの展望の良い蕨山の標識のあるところへ。ここからは奥武蔵の山々がよく見える。
(写真は先行パーティの人たち)
少し休憩してから藤棚山、大ヨケノ頭、金毘羅山を経由して、さわらびの湯を目指す。途中で地図にない林道が現れ、それを横切ったあたりは広葉樹林帯となるがそこに馬酔木の花が咲いていた。このコースで唯一の花だった。とはいえさわらびの湯近くの土手斜面にはスミレやスイセンが咲き、八重桜も満開、頂上付近の冬の景色とは対照的な世界が広がっていた。