7月17日~18日 N川 (写真:iPhone7)
午前1時 逗子自宅出発。
武尊神社駐車場着、午前4時30分。
林道終点にも駐車場はあるが、見た感じ悪路なので
35分歩かなければならないが、武尊神社に駐車。
車は3台のみ。
武尊岳の登山コースはいくつもあるが
武尊牧場からの登山者が多かったのではと思う。
林道終点には車が10台ほどあった。
鬱蒼とした森、
前にも後ろにも誰も歩いていない、
天気も今ひとつで、わずかにあいている隙間から見える空は
灰色で雲は速い。
お天気 もつかな、、、
雨 降るかな、、、
ささっと聞こえる音に、熊?とかなり緊張する。
熊鈴は手に持って常に鳴らす。
登山道は日が当たらい独特の色と湿った空気。
頂上手前は鎖の連続で、濡れたくさりと岩で
足元はかなり悪い。
山頂には別なルートからきた登山者が3人。
残念ながら、視界はゼロ。
晴れた日には、素晴らしい上州の山々が見えるとか。
登ったきた道を下るのは危険と思い、
剣ヶ峰経由の下山道を降りたが、
こちらもありえないほど、滑る、滑る。
木の根と枝につかまりながらも、
これどうやって着地する?というぐらいの高低差。
案の定、どろどろの土の上を滑るが止まらず
着ていたものは泥だらけに・・・。
そもそも、この日は朝からついていなかった。
第三京浜を降りて環八に入る時、
右からの車を注意しながらするっと合流したら
いきなりの覆面パトカー。
止まれのサインで、完全に止まらなかったので
交通違反2点減点の7000円罰金。
が~~~~~~ん
気持ちは4時までに駐車場に着きたかったので
とにかく、なんでもいいから、早くしてくださいといった感じ。
気持ち引きずったままの武尊山を下山して
まだなお午前11時過ぎ。
天気はよくなってきていたので、
近くにある赤城山へ。
赤城山は一つの大きな火山の名称で、赤城という山はない。
カルデラ湖の大沼から最高峰の黒檜山までは往復3時間弱。
こちらは、老若男女多くの登山者で賑わう。
富士山につぎ2番目の長さという広く緩やかな裾野の高原の風が
涼しく気持ちがいい。暑いというより爽やか。
カルデラ湖大沼
最寄の沼田ICから10分、道の駅白山の望郷の湯(日帰り)にはいる。
スキーで時々使うが、こちらの日帰り温泉はかなりお勧め。
車中泊は、水上ICから数分、道の駅水紀行館。
7月18日
谷川ロープウエイ駐車場に移動、午前4時30分。
4時45分出発。
西黒尾根。整備された明るい登山道。
ただ、気になるのは、ヤマテンの天気予報が雨。
雨が降り出す前に山頂へ。
日差しがない分、暑くなく、今日も涼しい。
登山道は私と、もう一人単独行の女性だけ。
都岳連北稜山岳会の女性で、テントかついで
谷川を馬蹄形に一人で縦走。
今日の行動時間は12時間というからびっくり。
またか細くかわいらしい女性でなおびっくり。
彼女の姿が見えたり見えなかったり、
でも雨が降り出しそうな空模様とは反対に
彼女の存在は心強かった。
登山道にはまだ沢山の高山植物が咲いていた。
肩の小屋手前は雪渓上を横断。
ガスの中にあった山頂、
視界は悪いものの、
空一面を覆う雲が、山頂からしか見えない雲で圧巻。
それだけで十分。
北稜山岳会の女性
トマの耳とオキの耳を往復し、
下山は天神尾根。
8時から運行するロープウエイが着いたのか
さすが、天神尾根。
多くの登山者でにぎわう。
田代尾根で下山予定だったが、
予報通りの雨が降り出し、
ロープウエイで下山。
2日間で3座登り、
それぞれの天気と、それぞれの山。
これから何が必要で、何が不要だったか
いろんなことを山で考え充実した2日間だった。
次に必要なもの、
絶対によく鳴る熊鈴と、熊よけスプレーかな。