2017年12月17日(日)
参加者:13名
場所:谷川岳西黒登山口周辺
記:w田
恒例のノマドの雪訓だが、今年は寒気の流入が早くて何処も雪が多い。前夜に40cm以上の降雪があり、実施日の朝も風雪状況であった。08時15分に天神平ロープウエイ駅に集合したが、他のグループもいつもより少ない。
スキー場も雪が多く降り過ぎてオープンが1時間以上遅れるとのアナウンスがあった。上に行ってもこの吹雪の中ではまともな訓練は出来ないと判断して、近場で実施することにした。
降雪の中を出発
この場所でビーコン訓練
あった!
最初は登山センターの下の平地で雪崩ビーコンの訓練。昨年までは最後に全員でお茶を濁すように実施してきたが今回は少人数に分けて時間も測り何回も実施した。やはり目標は3分以内の発見だ。電波特性からどうしてもうろうろしてしまうのだが、ゲスト参加のN川さんにレクチャーをしていただき効率よく探す方法も実施した。
その後マチガ沢方面に進み途中の斜面でラッセル訓練。
滑落停止訓練の良い場所を探しながら移動。あまり良い場所がなかったが、とりあえず木の少ない急斜面を整備したが新雪なので圧をかけると下の石等に当たってしまう。
雪が締まっていなくてやりずらい。
そこを土木作業をしながら整備しながら訓練。今回はそりを二台購入して加速を付けての停止訓練。雪が柔らかくピックが効かないが、皆さんそれなりに練習をした。
その後ラッセルを繰り返しながらロープウエイ駅に戻って終了した。
冬山シーズンを前にして滑落停止訓練はともかくとしてビーコンと新雪歩きは何とかやることが出来た。