山人ノマドの活動報告

東京都山岳連盟加盟の山岳会、山人ノマドのブログです。会員の山行記録、会の行事などを紹介していきます。

九州・犬ヶ岳岩岳川本谷遡行

2018年5月20日 たけぞう、I江 

釈迦ヶ岳犬ヶ岳の縦走については小生のブログを参照されたし。

今シーズンの沢始めとなった遡行のみを報告する。

犬ヶ岳登山口駐車場を8時に出発。

河原に降りる道があったので、そこから入渓したが、すぐ堰堤が出てきて、右から巻き、その後も堰堤が出てきて結局、登山道が沢を横切る地点から再入渓。

しばらくゴーロ歩きが続き、670m付近の右から滝をかける枝沢出合の先からゴルジュが始まった。

水は少なく、CSの小滝は直登(①)。

釜の深い小滝を左のルンゼから巻こうとしたら、鎖(②)があったので、これを利用して登山道まで登る。

登山道からゴルジュを見下ろすと、登れない滝が2つ続いていた。

ここが恐淵5段の滝である。

橋の先からは階段状のナメが続くいい雰囲気の谷になる。

再び登山道が横断すると、夫婦淵となる。

倒木のかかる釜の滝が登れず、右の階段状の枝沢から大高巻きになった(③)。

巻きの途中で見下ろす滝も厳しそうでいっしょに巻く。

懸垂下降で谷に戻ると釜の深い滝が続くが、へつりでやり過ごす(④)。

階段状(⑤)は快適に登り、20mのナメ(⑥)の先に8mの大滝(⑦)が登場。

左から巻いて登山道に出る。11時55分、ここで遡行は終了。

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①「恐淵F1」

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②「鎖場を登るIさん」

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③「夫婦淵の巻いた滝」

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④「左をへつる」

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⑤「階段状の滝」

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⑥「ナメ帯」

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⑦「8mの大滝」