メンバ:O田(L)記、W田
ルート:北沢峠(長衛小屋キャンプ場)~小仙丈ヶ岳~仙丈ヶ岳~馬ノ背ヒュッテ~
大滝ノ頭~北沢峠
北沢峠のキャンプ場はとても快適!
仙丈ヶ岳ピストンは文句なしの晴天!
1週間の夏休みを取ったのに、まさかの「山に行けないかも?」の危機に陥った。
8月の終わりに計画した折立から室堂へ抜ける、北アルプス・薬師岳3泊4日の縦走。
しかし、直撃こそしなかったものの台風の影響で富山方面の天候回復の兆しはなく、出発前日に泣く泣く中止を決めた。
有り余る縦走用のアルファ米と乾燥食材。
ボッカ訓練も事前に行ったのにと、出てくるのは恨み節ばかり。
槍穂も谷川も天気が望めず意気消沈していたところ、薬師同行の予定だったW田さんから北沢峠定着で仙丈ヶ岳ピストンの提案あり。
そりゃもう乗るしかないでしょう!と二つ返事で南アルプスへ向かった。
戸台の仙流荘駐車場にW田車を停めて村営バスで北沢峠へ。
14時20分の最終バスを予定していたが、その前に臨時便が出たのでラッキー。
北沢峠(標高2030m)でバスを降りたら、下界の暑さがすっと抜けた。
長衛小屋のキャンプ場(1人1泊500円)は水が豊富で靴のまま入れるトイレも近くにある。とても快適でなかなかの賑わい。
W田さんが夕飯を準備してくれるというお言葉に甘えて、御相伴に預かる。
豪華メニューに前週までの疲れも吹っ飛んだ。
ゴーヤとツナのマヨネーズ炒め
エリンギのガーリックバター炒め
茹でオクラ
ビーフステーキ
野菜たっぷり冷やしうどん
ご馳走様でした。おいしかったです。
久々の天場には個人テントが多く、4~5天は数張り見た程度。
7時半過ぎに就寝したが宴会で騒いでいるテントも見かけず少々驚く。
真夜中に空を見上げたところ満月。月明かりだけで十分明るかった。
翌朝は4時半過ぎに出発。
明るくなるまでヘッデンで歩く。
薬師では16キロくらい背負って歩く予定だったが、空身で仙丈ヶ岳へピストン。
ルートはわかりやすく整備されている。
木の階段が少ないからうれしい。
北岳が見える。もう明るい。
大滝ノ頭。空身なのでまぁまぁのペースか。
小仙丈ヶ岳が見えてきた。
富士山が見える。
小仙丈ヶ岳到着。
頂上に向けてさくさく歩くW田さん。
頂上間近で佇むW田さん。
無事頂上着(7時50分)!
そこそこの人出。
仙丈ヶ岳頂上から見える山々の絶景。富山方面は曇り。
下山は馬の背ヒュッテと仙丈藪沢小屋経由で。
平日のせいか、小屋泊まりらしい中高年の団体が遅めの時間に続々と登ってくる。
南アルプスらしい風景を楽しみながら下る。
11時に天場に戻る。
夏山Joyで気分は最高だった!
帰路も28人集まれば村営バスの臨時便が出たため、予想より早めに仙流荘へ戻る。
仙流荘のお風呂で汗を流して家路に着いた。
W田さん、
この夏は谷川も薬師も予定が潰れましたが、楽しい南アの山行をありがとうございました!
おまけ編:
この夏の薬師縦走用にと個人テントを調達した。
ヘリテイジ HI-REVO 軽さ(0.96kgペグ除く)と小ささが購入の決め手。
以下、感想。
素材が薄いので破らないようヒヤヒヤしながら設営。
居住性はOK。
テント本体に防水性はないので、フライと接触していた本体内側部分が朝露で濡れていた。
稜線上での風雨に耐えられるのか試してみないと。
手持ちのツェルト並みの重さと大きさは魅力。
w田記
O田さんお疲れ様でした。北沢峠は快適でもっとゆっくりして甲斐駒も登ればよかったかなと・・・・
O田さんのテントは軽くて快適そうでした。私のアマゾンで買った9000円テントは、本体はほとんど蚊帳です。フライで雨をしのぐ形式、夏山の晴天時しか使えない感じでした。
好天で最高の登山日和でした。仙丈岳の頂上から見た北アルプス方面は雲に覆われていました。薬師縦走も好天なら重い荷物でも何とか頑張れると思います。来年はリベンジしたいですね。北沢峠のキャンプ場なら3日間くらいの滞在でもご馳走を提供できる自信はありますよ。