T内(L)・T島・I田大・Y川
23日、西武新宿線東伏見駅に14時集合し、I田車で関越道を走り、17時前南魚沼市五十沢温泉ゆもとかんに到着。2食付@8640の天然温泉で明日の鋭気を養う。夕食時に冷酒の八海山と鶴嶺を飲む。
「五十沢温泉ゆもとかんにて。」
「コシヒカリの釜炊き付きの充実の夕食。」
24日、予報どおり朝から雪。朝食バイキングの後、たんばらに転進。スキーパークを10時に出発。鹿俣山に12時20分到着。スキーパークに13時半戻る。
※Y川(記)
八海山・薬師岳に登るつもりで、麓の温泉で前泊しましたが、天気予報通り天気が悪く、急遽沼田に戻り、たんばらスキーパークからの鹿俣山に行くことになりました。
たんばらスキーパーク-シャクナゲ群生地経由-鹿俣山 全行程約3.5h
スキー場横の林道から、ブナ林に入山。傾斜も緩やかで、いきなりフワフワ・モフモフの新雪、ブナ林の中の雪原ハイキング。
歩き始めて1時間半ほどで、シャクナゲの群生地に到着、標識は3/4程埋まっていたでしょうか、シャクナゲは木の上部がだけ見えていましたが、あれだけ上が出ているということは花の季節に来るとかなり大きい木ではないでしょうか。
「鹿俣山山頂直下の雪庇の弱点をねらう。」
「雪庇崩し。」
「雪庇越えのY川さん。」
「山頂にて。」
その後しばらく山らしい登りの後、山頂の尾根から大きな雪庇が見えてきます。私の感覚では雪庇は避けて尾根には上がらず、なのですが、雪庇の薄くなっている部分に目掛けて歩き、シャベルとピッケルでガシガシ壊しステップを作り尾根によじ登りました。待っている間、雪洞を作る場所、雪庇の下にトンネルを掘る話なども聞いたり(ビックリ・・・)地図によると山頂からは谷川連峰や武尊山が綺麗に見えるそうですが今日は真っ白で何も見えませんでした。
でも、以前春の東北の山でブナの木の根元の雪が解けているのに気づきましたが、今回もまあるく雪が薄く積もっているだけでしたので、帰ってから検索してみたところ「根開き」という現象だということを知りました。木の温度でその周りだけ雪がつもらなかったり、シャクナゲには寒い冬のうちから新しい芽が出ていたり、今更ではありますが山が生きていることを実感するハイキングになりました。
東京は桜が咲き始めていますが、もう1-2回くらい雪山を歩きたいな~と思いながら下山してきました。