山人ノマドの活動報告

東京都山岳連盟加盟の山岳会、山人ノマドのブログです。会員の山行記録、会の行事などを紹介していきます。

干支の山:金時山(猪鼻岳)

2019年12月13日 たけぞう単独

 金時山の標高は1212.5mなので、今日の登頂を決めたのだが、最新の標高は1212.4mに変わっている。さらに、台風19号によるハイキングコースの通行止めの告知が南足柄市のHPにアップされていることを知らずに出かけた。13日、新松田駅から箱根登山バス地蔵堂まで行き、まず夕日の滝を観瀑。登山コースにはいると、滝上にでるまでの箇所で崩壊があるが通行できなくはない。あずまやを過ぎ、足柄峠ハイキングコース分岐までくると沢は倒木で覆われてくる。ちょうど森林整備業務の作業中でもあり、ここで登山道を見失った。沢沿いに歩けばなんとかなると進む。ときどき、境界杭や赤テープも出てくる。30分の沢歩きで、支尾根の取付き点に到着。踏み跡がしっかりしてくるとなんと林道に出た。962m地点から東に延びる尾根に出たと思ったら、足柄峠からの林道であった。沢の分岐の方向や感じが似ている1本西側の沢を歩いていたらしい。15分ほどで962m地点の猪鼻砦跡に到着。夕日の滝方面の標識には通行止めの張り紙があった。鳥居をくぐり、急登40分で金時茶屋の裏に到着。平日で富士も見えないが餅つきが行われて賑わっている。20分ほど滞在し、来た道を下り足柄峠へ向かう。

   847m地点にゲートがあり、ここから舗装路となる。14時、足柄峠に到着。足柄城址、関所跡、足柄明神跡に立ち寄る。峠から地蔵堂への車道は通行止めである。万葉公園に行くと、なんと矢倉岳ハイキングコースも通行止めである。ここは先に進むしかない。公園から10分ほどで大きな山抜け地点があった。慎重にトラバースする。その先も2ヵ所、沢を渡るところが崩壊している。山伏平を経て、矢倉岳に15時30分到着。晴れていれば展望はいい所だ。矢倉沢16時31分通過のバスにぎりぎり間に合った。帰ってから、南足柄市のHPを見ると、山伏平から酒水の滝方面、地蔵堂方面の道も通行止めであった。

 

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「夕日の滝」

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金時山の鳥居」

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「対照的な2つの茶屋。手前に三角点がある。」

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「山抜け地点」

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「矢倉岳山頂」

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「矢倉岳から見る金時山。左:大涌谷