山人ノマドの活動報告

東京都山岳連盟加盟の山岳会、山人ノマドのブログです。会員の山行記録、会の行事などを紹介していきます。

鍋割山を経由して小丸尾根で鍋焼うどんを


11月22日(日) W田、T島、H野(ゲスト)

 

   渋沢駅発7時18分のバスに乗車して大倉へ。バスは超満員。大倉バス停にも人は多い。

   大倉から長い林道を歩いて二股に行き、堀山の家方向に向かうH野さんとはここで別れる。ここから後沢乗越への登り口をめざす。ミズヒ沢を渡る手前に鍋割山荘への料理用の水をボッカするペットボトルがたくさん置いてある。今回は2リットルのペットボトル1本をザックに積み込む。若者グループは両手に3リットルのボトルを持って登り始めた。大丈夫かしら・・・

 急登をゆっくりと登れば、後沢乗越にたどりつく。日差しは暖かく、紅葉が青空に映える。いろいろなグループと抜きつ抜かれつつしながら、頂上をめざす。2つほどのピークを過ぎて太陽光のパネルが見えれば鍋割山荘は近い。

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後沢乗越から鍋割山頂上へ向かう

 鍋割山荘前には鍋焼きうどんを購入するための長い行列ができていた。1500円とのこと。頂上に着いた頃に冷たい風が吹き始め、休憩する場所もないので早々に小丸方面に向かうことにした。

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鍋焼きうどんのできあがるのを待つ

 休憩できる場所を探しながら小丸のピークを目指すが、風が強くて火が使えそうにない。小丸林道に入って探すと、すぐに見晴らしがよく風もあたらない場所が見つかった。ここで昼食、鍋焼きうどんを料理する。

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温泉タマゴ、豚肉、油揚げ、シイタケ、かまぼこ、ネギ、春菊

 お腹がいっぱいになってまわりを見渡せばバラの実がたくさんなっている。富士山は雲の中で見えないものの、相模湾が光っているのが見える。

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たくさんのバラの実がなっていた

 小丸尾根の最初は杉林だが、途中から広葉樹も多く、紅・黄葉のグラデーションがきれいだ。あと1週間もすれば葉は落ちてしまうだろう。

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小丸尾根の後半は明るい広葉樹林

 14時30分には大倉に戻ったが、紅葉、青空、曇り空、冷たい風、鍋焼きうどん、バラの実、、、楽しい一日をすごすことができた。