11月28日
寺島・石田夫妻・たけぞう
前日に草津の大雪が報道されていたが、上信越道から見える浅間隠山は白かった。今回は雪山山行を覚悟する。夏タイヤのI田車を霧積館跡駐車場の1.5km手前でデポし、部分的に凍結した路面を歩く。金洞の滝を見る。2014年にICで来たとき見た霧積館の水車がまだあった。ホイホイ坂を登り、登山口を9時30分に出発。久々の雪の感触がいい。十六曲峠の先のピークへは稜線を歩くので風が冷たい。南面の巻き道になると、1ヵ所鎖のトラバースがあるが、陽射しもあり暖かい。小尾根を乗り越すと剣の峰が見えた。最後50mほどの急登で山頂部に出る。左に行くと形のよい浅間隠山が見える展望台がある。鼻曲山の奥の浅間山は雲に覆われているが白い裾野を広げている。記念写真を撮りながら、角落山は諦めて撤退することを決めた。まだ、山頂標識と三角点を確認していないので、尾根を進む。朽ちた山頂標識があった。角落山が見えたが遠い。難所の登下降があるので往復2時間以上かかるだろう。遭難碑のある前剣まで行ったがまだ下りの尾根が続くのでここで引き返す。剣の峰を12時10分に下山開始。雪もだいぶ解けて、順調に下り続け、登山口に13時20分に帰着。帰りは横川のおぎのやで釜めしを食し、高速の渋滞はあったが18時頃、上石神井に戻った。
角落山アタックは来年に持ち越しとなり、年内のぐんま百名山完登の目標は果たせなかった。
「登山口付近にて」
「展望台にて、後は浅間隠山」
「展望台から見る鼻曲山と奥の浅間山」
「アタックを断念した角落山」
