Daiちゃん、KK師匠、BB、Y子の4名で、ゴールデンウィークを利用して燧ケ岳・山スキーへ行ってきた。無風快晴、絶好の山スキー日和!
前日御池ロッジ泊。連休に合わせて御池までの道路が除雪され、駐車場はそこそこ埋まっている。取りつきは駐車場左手奥、宿から5分とかからない。スキーヤーと登山者双方で予想以上の人出だ。
早速シールを装着して登高開始。出だしからなかなかの急登でBBとKK師匠はスキーアイゼンも装着。Y子は前回からスキーとシールを新調したので、今日こそサクサクシール登高と意気込む。
しかし、100メートルも登っただろうか?(登ってないよ・・)。シールが効かずスキーで後退したY子がKK師匠にぶつかる。この時点で2名は早々とシールを外し、この後は山頂までスキーを担いでまさかのツボ足登高。長い長い雪山歩きの一日の始まりである。久々のキックステップを多用。。。
BBとDaiちゃんも急登でシールを外したかな?と思っていると、ジグザクを切りながら快調にシール装着のまま登ってくる。あっぱれ2人は頂上までシールで突破したのであった。スパルタBB指導の賜物かな!
急登を登りきると広沢田代、さらに登ると今度は熊沢田代に出た。眼前にようやく燧ケ岳が現れ、大斜面を滑っているスキーヤーの姿が見える。早く滑りたい気持ちと、今日はちゃんと滑れるかな?の不安で相半ばする。でも、頂上はまだまだ。
林を越え、直下の結構な急登を登り切り、ようやく頂上到着。青空の下、幸せな瞬間。大休止。
燧ケ岳初登頂のY子はピークを踏んできた。
さて、2300mの頂上から1500mの御池駐車場までお楽しみの大滑走!
BB、Daiちゃん、Y子、KK師匠のオーダーで滑る。まずは頂上直下の斜面をクリア。登りは結構な傾斜だったがスキーの方が断然楽だった。滑りやすい雪だった。あっという間に熊沢田代下にたどりつき、登り返し。振り向けば燧ケ岳の雄姿。
大斜面が3つはあったように見えた燧ケ岳だが、美味しい斜面の滑りはあっという間。後はスキーの跡とツボ足の跡だらけの斜面をひたすら滑る感じであった。
登ってきたルートを忠実に戻るつもりが、林を抜けたスキー隊は西へ西へと向かった模様で、気が付けば高度が1600メートルを切っていた。取りつきの急登に戻らなかった代わりに、スノーシューで歩くような平らな道をスキーで歩いて駐車場へ戻った。
滑りより歩きの印象が強い北面往復であった。
春山JOYの感ある旬の尾瀬を満喫したスキーツアーだった。
御池駐車場7:45 広沢田代9:20 熊沢田代10:30 頂上12:45 滑走開始13:25 御池駐車場15:00