山人ノマドの活動報告

東京都山岳連盟加盟の山岳会、山人ノマドのブログです。会員の山行記録、会の行事などを紹介していきます。

三つ峠RCT

3日、ポカポカ陽気の中、久々のRCTに行って来た。

中央カンテをM田・バンブー組、M・I江組に分かれて登攀。

たけぞうは下から指示を出す。

帰りはほうとう屋で反省会。

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「1ピッチ目を登るM田組と2ピッチ目を登るM組。」

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「3ピッチ目を登るI江さん。」

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「4ピッチ目を登るMさん。」

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「5ピッチ目にあたる懸垂下降。3ピッチ目のビレー点脇に次の懸垂下降の支点がある。6ピッチ目は50m懸垂下降でスタート地点に降りる。」

 

バンブー記)

週末とは打って変わって見事な秋晴れで、富士山を望みながらの気持ち良いクライミングができました。

 

お目当の中央カンテは全ピッチ共に落下の恐怖に怯えながらも、T内さんのアドバイスのお陰で無事に登り下りすることが出来ました!

 

またT内さんやI田さんからのアドバイスを基に、懸垂時にバックにロープをしまった状態での懸垂を事前に練習し、良く注意して降りた為、インターネット等で上がっていた懸垂下降時のトラブルも無くスムーズに降りることができました!

 

全体として非常に身のある岩トレでした!まだ登ってないルートばかりなのですし、中央カンテもスムーズに登れるようになりたいので、また訪れたいと思います。

 

感想:M

T内さんから聞いていた三ツ峠の中央カンテ。ひそかに目標としていたので、T内さんの同行、助言の元で登れた事は本当に嬉しく思いました。

M・I江組は中央カンテを互いのピッチを交代して2本登り、2本目は3ピッチ登った所で時間切れ。先に懸垂で降りたI江くんが地上に降り立つまでの間、他に登攀するパーティーもいなくなり、高度感のある崖のテラスには一人残された自分と目の前にそびえる富士山・・・くせになりそうな非現実感に少し浸ってしまいました。

3ピッチ目の核心とも言えるクラックでは、足掛かりの少ない中、冷や汗をかきながら必死でクラック中に腕を入れて手のひらと肘で突っ張った所、これが意外にも安定、外岩ならではの体験も楽しかったです(帰りの車中でバンブーさんにそれがジャミングと教わる・・・)。

T内さん、当日参加の皆さん、ありがとうございました!また行きましょう!是非お願いします!

当日は残念ながら不参加(体調不良等による)となってしまった84さん、O原さんも色々と尽力頂き、ありがとうございました!

これからも先輩方の御指導の元で、お互いに切磋琢磨して励んでいく雰囲気を大切にしていきたいと思いました。

 

M田記

今回はバンブーくんとのペア。岳ルート?の1ピッチ目で、ザイルをバックに入れての懸垂の練習後、たけぞうさんにルートアドバイスを受け、中央カンテへ。4ピッチ目でダイレクトルートから人と中央カンテルートの合流地点で重なり、待つ事になった以外

は、気持ち良い登りができました。終了地点で、完璧な景色と天気でチルった後、バンブーくんが、カラビナをメットのアゴベルトに付けてスムーズにザイルをバックに入れて、懸垂。初中央カンテが終了。この後、たけぞうさん、バンブーくんと僕は、一般

ルート中央をトップロープで1本ずつ登り、終了。今回の岩トレも楽しく緊張感のあるものでした。T内さん、御指導ありがとうございました。


I江

最高の天気と麓の紅葉がより心地よい1日にしてくれました。登り自体は難しくない。3,4Pは高度感もあって恐怖感はあったが、探せばホールドは見つかるしヤバイと感じた箇所はなし(つづら岩の方が恐怖感が上)。ただ、3Pクラックや4Pのトラバース気味の箇所など、ジムにはないダイナミックな岩の造形がありバラエティがあるクライミングが楽しめた。

今回、トップで登った後にセルフビレイからセカンドビレイオンまでの時間短縮、懸垂セットのスピードアップを個人的に意識し、前回よりは早くなったと思う。

2回目に登る時に初めてトータル時間を意識して登り、結果時間短縮できたが、ロープワークのスピードがいかに大事か実体験できたのは収穫。

課題はT内さんに指摘された連続懸垂下降時のロープワーク。登りは思い切りが足りない点。次回に活かしたいと思います。

T内さん、ありがとうございました。