東(ひむがし)の野にかぎろいの立つ見えてかへり見すれば月かたぶきぬ(万葉集)
かぎろい(夜明けの方の光)
陀羅尼助(関西に古く伝わる和漢胃腸薬)
天川温泉(1300年の歴史をもつ修験者の湯)
ごろごろ水(霊峰大峰山登山口にある名水)
柿の葉寿司(奈良、和歌山の郷土料理)
大峯奥駈道(世界遺産)
なにを今さら百名山なのか、、、と思う。
昨年からなんとなく気がついたら百名山の山が少しづつ増えいて
今年登った百名山は、
岩手、長野、山梨、福井、奈良、滋賀県にまたがっていた。
百名山を登る楽しみの半分は、
国土の60%以上が山地の日本にある無数の山の中から、
選ばれたわずか100の山の山容を見、その懐を歩き、また山頂からの眺望を楽しみ
なぜ選ばれし山なのかふと考える。
残りの半分の楽しみは、
日本地図を広げ、そこを訪ねる行程を考え、
その土地土地の風習やら暮らしや人や食べ物、、、
知らなかった日本を知ることができる楽しみ、、、と思う。
今年最後の山となった奈良県のふたつの山は
日本の故郷と言われるよう、
始めてみたとは思えない懐かしい田園風景の道を、
また日本のチベットと言われる紀伊半島内陸を往復1300キロを運転し、
知らない日本を多く発見することができた山行となった、、、。
詳しい報告はぶんぶんが、、、。
F森記
11月21日 晴れ 大台ケ原(日出が岳)
逗子~東名~東名阪~針IC~R369~R169~大台ケ原ドライブウェイ~登山口
今回登山道の地図を見るより車道のコースを考えている時間が多かった。
夜明け前出発・途中仮眠・(又兵衛桜・かぎろひの丘公園立ち寄り)・道の駅(陀羅尼助購入)・14:00宿着。
天気も良いので宿の方が『今から山頂へいってらっしゃい~5時には戻りなさい!』
予定変更。急いで登山靴に履き替え登山口へ。
日出が岳山頂(1649m)経由~一番短い周遊コースで3時間弱。
山頂からは熊野灘を望み、あたりは伊勢湾台風で森林が破壊された立ち枯れと笹原。
大台ケ原ドライブウエィを車で上がってきたけど奥深い山並みを実感するコース。
11月22日 晴れ 大峰山(八経が岳)
大台ケ原6時出発~大台ケ原ドライブウエィ~R169~行者還トンネルP7:30着
せまい山道にくねくね山道でドライバーあきちゃんも助手席私も対向車がこないようにと願いながらの走行でした。晩秋の色合い景色抜群。
駐車場からすぐ登山口。登山届をポストへ。
世界遺産大峰奥駈道弥山登山口から一歩、
沢沿いの道は急ではあるが歩きやすく、小春日和の中、途中の標識も弁天の森・聖宝の宿・釈迦が岳・行者還り岳・など。信仰の山、歴史を感じながらのんびりと・・・・・。
標高1700m位から降雨量の多い山に雪が・・緑の苔の上に雪が・・美しい・・空は青。
弥山神社に参拝して弥山小屋前にて遅い朝食。空気も弁当も旨い! 登山客数人。
目指すは八経が岳。雪道を登り・シカよけ柵を超え・階段を上り10人位の山頂へ。
山頂では京都から来た若者との会話を楽しみ・青空に流れる雲を楽しみ・喜びの87座。
下山を急いではもったいない感じの穏やかな気候。
山の中腹でいつものコーヒータイム。コーヒーの香りに・・落ち葉の香りによいしれて。
無事下山16:00前。駐車場~宿へ(みたらい渓谷紅葉・川の流れ絶景)
天川温泉宿にて(夜11時過ぎ星のきれいな場所に案内してくれ、初めてスバルを見た)
11月23日 晴れ 予備日 観光
天川温泉(天川弁財天)~滋賀(日吉大社)~高島市(メタセコイヤ並木)~今津(泊)
11月24日 晴れ 予備日 観光
琵琶湖(日の出絶景)~伊吹山(ドライブウエィ)~高速~帰宅
天気に恵まれ山と旅を楽しんだ充実の4日間でした。