山人ノマドの活動報告

東京都山岳連盟加盟の山岳会、山人ノマドのブログです。会員の山行記録、会の行事などを紹介していきます。

あられ舞う西丹沢の畦ケ丸(1292㍍)-初冬期無酸素南東稜(権現山尾根)登頂成功-

 

2018年12月14日-15日 

T島(L/記)、F森、N川、W田、ゲストT口

 

   アイランドピーク6180㍍登頂の記事のあとに何ですが…、ノマド備品の大テントを使って忘年(鍋)山行した報告です。

 14日(土)、11時30分にW田車で新松田駅から西丹沢野ビジターセンターへ。ここから西沢をすすみ、一つ目の堰堤を越えた河原で幕営。環境に配慮し、W田さんは簡易トイレとトイレ用テントも用意してくれました。

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 テント設営後はコーヒータイムのはずが、なぜかグリューワイン、日本酒、ビール、赤ワイン、ウイスキーと次から次へと出てきます。適当なところで、焼き肉パーティーへ。なかなか豆炭に着火しませんでしたが、必死になって風を送り込んで、何とか肉に火が通り、小玉ねぎやシイタケ、ニンニクまでほくほく焼いて食します。ひれ酒もこのあたりで出てきましたね。

 

焚火はファイアーボックスで小さめにしました。

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豆炭の火がなかなかおきなくて待ちきれん!焚火でじか火焼きだ。

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やっと豆炭に火が点き良い感じに焼けてきました。

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電池式ランタンは軽くて高性能でした。

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 少し寒くなってきたところで、鍋料理のオデンに。ユズ胡椒きかせて、おいしく頂きました。このあとはテントにもぐりこんで寝るだけです。ゲストのT口さんはツエルトの試し張りもして、そこに入ってのビバーク訓練です。

トイレテントのたたみ方がいまいち解りません?皆でああやったりこうやったり。けっこう時間喰いました。

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 15日(日)、5時30分起床して、うどんを食べ、テントをたたんで、8時に箒沢権現山へ向かいます。下棚沢出合いで急斜面にとりつきました。しかしここは少し手前のテーブルがある「林業管理通路」との表示のあるところを登れば楽でした。急斜面を登り、南方向に向かうあたりの尾根からは傾斜が少し緩みます。そうこうするうちに権現山と畦ケ丸に向かう分岐に到着。急に寒くなり雪がちらほら舞ってきました。

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 みつまたです。

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権現山尾根分岐で。みぞれが降ってきました。寒い!

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 ここでこの場から下山する3人と別れ、残り2名はちょいバリルートで畦ケ丸を目指します。といっても林業管理の道であり、踏み跡もしっかりあります。アップダウンを繰り返し、両側が切れたところも慎重に通過。前方はガスがかかって、頂上がよくわかりません。それでも脇にそれるところはないので、そうこうするうちに頂上へ到着。11時30分、2人は堅い握手をして登頂を喜び合いました。

 このとき、あられがパラパラと。冷たい風も吹きつけてきました。急いで雨具を着こんで、善六のタワ経由で下山を開始。朝のテント場を通過して、ビジターセンターに到着して14時40分のバスに乗り込みました。

 前夜の焼肉・鍋料理とちょいバリコースで、満足した忘年山行となりました。

11月23日~12月13日 ネパールアイランドピーク。

行程は割愛します。

カトマンズより飛行機でルクラ

そして高度順応としてまずは

カラパタール5550㍍に登りにいきました!

そしてカラパタールよりチュクンに!

チュクンより

アイランドピークベースキャンプ。

アイランドピークベースキャンプは

約5100㍍。

夜中1時30分位に出発。

5700㍍位まではアイゼンは使わず

普通の山登り。

クランポンポイントについた後は

雪の道が始まりました!

とても美しい世界がひろがります!

途中御飯を食べ最後の雪壁200㍍へ!

かなりしんどかったあ。

十歩数えては息を整えるの繰り返し。

途中雪壁にもクレバスがあって四苦八苦笑

休みながら

かなり時間を使って頂上へ6180㍍へ!

昼位に到着だったかな?

かなり嬉しかったです!

下山はクランポンポイントまでは

普通のペースで帰ったけれど

さすがに疲れていたので

クランポンポイントより下は

のんびり歩いて帰りました!

途中ポーターさんがわざわざお茶を持って

待っていてくれたり

ベースキャンプでは優しいおじさんシェルパさんが待っていてくれたり、

ほんとにシェルパさんは優しいなあと

実感した日になりました。

そして

とにかく無事に終わってホッとしました!


カラパタールより
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カラパタールよりみたエベレスト
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ベースキャンプでユマール練習
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ベースキャンプ出発後

深夜途中休憩。
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途中梯子にて
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最後の雪壁
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頂上
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喜びのツーショット
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帰ってきたベースキャンプにて
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ホッとしたのか

暇な時間の潰し方が

携帯でハロウィーン

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帰り道には

かわいいショットも笑
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とまあ簡単ですが以上報告でした!

 

 

 

 

 

 

房総・烏場山&亀岩の洞窟(濃溝の滝)

12月8日 たけぞう(記)・F森

 西船橋でF森車にピックアップしてもらい、富津館山道路を走り、終点の富浦ICから一般道を行く。道の駅和田浦の先の南房総市の無料駐車場に車を止めて、花嫁街道入口の登山口まで1.5kmほど車道を歩く。当初、JR利用で考えていたが、1時間早く行動を開始できた。第2展望台で1本とる。太平洋が見える。この先、マテバシイの純林がいい。

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山頂の0.6km手前の見晴台でおしるこタイム。次の第3展望台からは伊予ヶ岳や愛宕山が見える。11時15分、烏場山の山頂を踏む。

 

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山頂に鎮座まします『おふくさん』とリーダー (F森写)

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 小生にとって、新日本百名山の96座目である。下りは花婿コースを黒滝まで休まずに歩く。

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駐車場に戻ったのが13時15分。付近の店でF森さんは冷凍のツチクジラのステーキを買っていた。まだ時間があるので、帰りは君津市笹の清水渓流広場に寄り道してもらう。ネットで有名になった濃溝の滝・亀岩の洞窟がある。亀岩の洞窟は千葉で有名な川廻しの1つ。濃溝の滝は特定できない。付近は公園として整備され、ホタルなども見れるらしい。今はシーズンオフなのにそれなりに観光客で混雑していた。

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 リーダーが滝見物している間に私は大好きなもの買っていました。千葉県房総市は酪農発祥の地。ソフトクリームは旨い!!

リーダーが写した写真が光の加減でこのようにハート形になる時もある。またの名は『幸運の滝』とか!

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