山人ノマドの活動報告

東京都山岳連盟加盟の山岳会、山人ノマドのブログです。会員の山行記録、会の行事などを紹介していきます。

5月25日:広沢寺RCT

広沢寺RCT:5月25日(土)

                        メンバー:HARRY・JP・大

 

1年ぶりの広沢寺、この日は最高気温30℃越の予報にもかかわらず我々が到着した時点で20人からのクライマーで賑わっていた。もちろん岩場は「スダレ状態」

 

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「鉄板加熱中!」

 

 

リード&フォローを3人で登るが、猛暑の中、緊張もあってかJP「暑気あたり」で早々に脱落。

JP休憩中にHARRYリードでクラックの左側ルートと1本。先行して登っていた隣のパーティーを追い抜いてサクサク登っていく。大がフォローで登り、懸垂下降。

一連の動作もスムースで特に何の問題もなかったので、あとはビールが待ち遠しいだけ・・・HARRYの練習嫌いがこちらにも感染か(笑)

 

昼休みの休憩をはさんでJP復活。

とりあえず懸案の「懸垂下降」を斜面で練習。何度も繰り返すうちにどんどん「サマ」になっていく。JPの熱心さにはいつも感心!

 

 

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練習に余念のないJP、後姿の白ヘルメットはもはや「反省会」のビールのことしか考えてないHARRY。あの、まだ12時台なんですけど・・・・。

 

 

 

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セルフビレイを解除して確保器にテンションを移す練習のJP

 

この後、完全復活のJPとともに再び岩場に取付き途中のラッペルポイントから懸垂下降。岩の焼け具合が半端ではなくなって来たので退散することに。「反省会」は本厚木の駅前にて実施。

 

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鉄板焼けてます」

筑波山で静かな山歩き

2019/5/25(土) ブンブン(L)、Y川(記)

今年一番の暑さの日、筑波山に行ってきました。

筑波山と言えば、人が沢山、暑い日には行きたくない‼️というイメージの方が多いと思いますが、
今回はブンブンお気に入りコースを案内していただき、ほとんど人に会わない爽やかな山歩きになりました。
そしてこのコースを「ぶんぶんコース」と呼ぶことになりました!
 
朝7時前、守谷駅で合流、運転しながらブンブンのお気に入りの場所と景色のお話を聞いたりしながら1時間ほどのドライブです。
最初は霞んでいてみえなかった筑波山も、途中からドーンと見えるようになりテンション上がってきます!
 
つくし湖周辺にに車を止める人もいるようですが、今回は薬王院近くの駐車場まで行きます。
そこでブンブンは毎週(毎日?)筑波山に通ってる顔なじみの方と挨拶を交わしたり、いつもいる車が無いことを気にかけたり・・
いよいよ登山開始。登りに使ったコースは昭文社の地図には出ていません。木や大きな石に赤印はついていましたが、標識はなく特に登山口は「ココ」と言われなければ分かりづらく、今回のコースで一番入口が一番のポイントかもしれません。

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登山口に咲くキショウブ
登山道は木に覆われいて意外と涼しく、ヤマツツジはほぼ終わりでしたが、コアジサイが咲いていて、木漏れ日の中を歩く気持ちの良い道でした。

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コアジサイが続く道

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ミヤマシキミ

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木漏れ日が本当にキレイでした
前半は歩きやすく、途中からは急で大きな岩をまたぐような登りで、少し頑張った後に歩きやすい一般登山道と合流します。
その後展望台のような景色を見渡せる岩から男体山山頂、女体山山頂と観光気分で周ります。
景色は霞んではいますが、どこまでも続く関東平野を見渡すのは、他の山とは違った迫力です。
前回来た時にこんな景色だったかな~と、感激して今までの筑波山の印象が一掃されました。
男体山山頂から女体山山頂までの御幸ヶ原は、観光客や幼稚園年長さんくらいのちびっ子達て地元の人に親しまれている山であることを実感。

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こんなのも筑波山の魅力♪

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紫峰杉(しほうすぎ) 男女川源流近くでものすごい存在感

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ヒイラギソウ

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女体山山頂より

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何てことない杉林もキラキラして見える!?


下山も静かなルート、ほとんど人に会わず、自分のペースで歩くことが出来て、ひとつひとつの高い所で咲いている花、草花、木の葉の形、、、いろいろじっくり眺めながら歩くことが出来ました。

下山の終了地点は薬王院そこで今日の楽しい山行のお礼と今後の’安全登山と〇〇を祈願して楽しい山行が終わりました。
山ではハルゼミが鳴いていました。
好きな山を一つ増やして、、、いよいよ夏の山が楽しみです!

緑が綺麗な尾根歩き 六ツ石山

2019.5.19(日)Y川
 
今回の例会山行はみんな沢に行ってしまったため一人で六ツ石山へ。
沢メンバーは鷹ノ巣谷に行くので当初は鷹ノ巣山にしようと考えたが、下山後の乾杯だけはみんなと合流したいと思い短いコースに変更。
六ツ石山は何となくついでの山という印象。今まで行く機会を逃していて初めて登る。
奥多摩三大急登と言われてる登り…一人暗い杉林の急登はな~という思いもあったが、歩いたことがなくて奥多摩駅に戻れる適当な山が思い付かず決定した。
 
沢メンバーより1時間早いバス、7:25のバスに乗るために奥多摩駅に到着。
この時間に奥多摩駅に来るのは初めて。さすがに人はまばらかと思ったが、トイレは行列、川乗橋までの増便が出ている。川苔山はやはり人気らしい。
私のバスはガラガラで奥多摩湖まで行き、身支度を整えてから水根に戻り登山道へ。
山の入口からもの凄い傾斜で先が思いやられるが、順調に登りバス停から歩きだしてちょうど2時間、最初の目標地点であるトオノクボに到着。
トオノクボから六ツ石山、奥多摩駅への石尾根はずっと明るい気持ちの良い尾根道。コースタイムより少し早く山頂に到着し、石尾根から三ノ木戸山へちょこっと入る道は見つけられないまま、予定より1時間早く駅に戻っていた。私にはこんなことは滅多にない。

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登山口から御前山。去年の今頃、御前山でノマドの皆さんと出会った。

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暗い杉林から明るい林になったけどまだまだ続く急登・・・

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わずかかな花に癒される

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景色もあまりなく地味な山頂。やっぱり一人登山は寂しい・・・


石尾根は眺望はあまりないが、緑が本当に綺麗でとても気に入った。人がほとんどいないことが不思議。途中マウンテンバイクに抜かされた時にはかなり驚いたが、確かに自転車でも走れそうな所もある歩きやすい道が続いている。紅葉の季節も良さそうでいつか歩いてみたい。

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石尾根の緑はとても綺麗だけど写真ではなかなか伝わらないのが残念

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沢班と合流した居酒屋で、六ツ石山までの急登を終えた所で「お疲れっ!」と声をかけていただいたお二人と、ばったり。かつて仙人小屋で出会って以来の呑兵衛仲間だとか。今日はピークは踏まずココに来るために奥多摩を歩きに来たんだとか。そんな仲間がいるなんて羨ましい。少しお話して、またココで会おうね!とお別れをした。
次はどこを歩いてからココに来ようかな…。
急登があっても、一人でも、やっぱり山歩きは楽しい!
 
7:25 奥多摩駅発小菅の湯行きバス
7:55 奥多摩湖から水根登山口へ
8:15 登山口
9:55 トオノクボ
10:35 六ツ石山頂
12:30 舗装路に下山
13:10 奥多摩駅