5月30日~31日 N川・F森
西川(記)
元々、5月最週週末は乗鞍への山スキーの為、スケジュールは
あけてあった。 最近は週末の予報となるとだいたいが
雨マークがついており、今回も再々考えたあげく、
1泊縦走ではなく、土曜日帰り四阿山に決定。
が、出発前日夜、掲示板にあった石田隊の稲子岳バリエーションを見、
四阿山登頂後、その日のうちに石田隊と合流できればと考える。
もちろん、我々がバリエーションに参加するのではなく、
ただ山で彼らに会いたいなあ・・・と考えて・・・。
思っていたが、石田隊テンバは黒百合ヒュッテと知る。
黒百合ヒュッテまでテントを担ぐのは無謀と考え、
計画そのものを四阿山から稲子岳バリエーション応援隊に変更。
F森車~渋湯~黒百合ヒュッテ・テンバ着午後1時。天気は快晴。
石田隊 黒百合ヒュッテ・テンバ着 午後2時。
山で会う山仲間はなぜかどことなく懐かしく、嬉しい・・・。
彼らは翌日バリエーションの準備を先にすませ、
夕方3時半から、天空のレストランで大宴会が始まる。
土曜夜、一晩中強風が吹き荒れ、朝、我々のフライは飛ばされていた。
あたりはガスで真っ白。
元々、日曜の天気予報はあまりよくなかった。
6時全員でテンバを出発。
石田隊を中山峠で見送る。
我々は強風と真っ白い中、天狗岳へ。
1時間で天狗岳山頂へ。
一面ホワイトアウトしていて、残念ながら稲子岳は確認できず。
何度もきたことがある天狗岳、でも毎回違う気象条件で
毎回違う顔を見せてくれる。
下山途中、湧き上がるガスの間から時々稲子岳を確認する。
石田隊が取りつきを確認したのは、我々が稲子岳を目視していた頃より
ずっと後の時間だったと後で知る。
さらに彼らが岩を登り始めた頃から、ガスも消え、天候も安定し、
実に楽しい山行だったことも後で知った。
(中山峠手前から見る稲子岳)
個人的に山を始めた頃も、ノマドに入会した時も、
初めての雪山も、テント生活も、
都会から近い八ヶ岳が選ばれ、何度となく足を運んできた。
しかし考えたらここ数年は、まだ行っていない山域ばかり選んでいて、
八ヶ岳から少し足が遠のいていた。
今回、思い切って計画を変更し、良かった。
四阿山は次回に是非。