山人ノマドの活動報告

東京都山岳連盟加盟の山岳会、山人ノマドのブログです。会員の山行記録、会の行事などを紹介していきます。

ぐんま百名山70・鉱石山

2020年2月23日 たけぞう単独

    2月23日は、フジサンの日だそうで、富士を見たかったのだが、遅出で行けるところとしてこの山を選んだ。地図に標高も山名もないぐんま百名山である。ガイド本によると、この付近でザクロ石が採れ、世田谷区民健康村「ふじやまビレジ」の開設に伴って、ハイキングコースが開かれたとある。沼田駅から川場村循環バスに乗り、健康村で降りると雪が舞っている。15分ほど川場スキー場方面に歩くと、かつて桜川温泉「ふじやまの湯」があったが、いまは川場スキー場の駐車場となっている林道入口に到着。11時30分、出発。つぼ足で雪道を25分歩いて、戸締りされた簡易トイレが4基ある登山口に到着。広い道が狭い道となり、山腹を巻いていくと、トロッコのレールが残るところを通過して稜線に出る。休憩所まで0.12kmの道標があった。あずまやもベンチもなく、朽ち欠けた世田谷区民健康村第1休憩所の標識があるだけ。晴れていれば赤城山が見えるらしい。13時、1205m鉱石山の標識地点に到着。ここにもトイレが2基ある。下山コース標識があるが、天気も悪いので、来た道を戻る。14時10分、健康村に戻った。ここは日帰り入浴や宿泊ができる。帰りは上界戸まで歩くが、途中に富士山という地名地域があり、奇しくもフジサンの日の山行になった。

 

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「鉱石山山頂」

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「上界戸から見る鉱石山・右」

地元の山で体力トレーニングのはずが ー 愛知県、三河本宮山

2020年(令和2年)2月19日(水曜)

ノマド名古屋支部 K

 

 年初めに行った北八ヶ岳山行で体力がかなり落ちている事を痛感しました。これはいかんと、住んでいる愛知県内でトレーニングといえばこの山と決めている本宮山*1へ登りにいってきました。

 

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平日だというのにほとんど満車状態の駐車場にびっくり!

 自宅を出たのが朝の7時過ぎ。途中コンビニとスタンドに寄って、登山口の駐車場に着いたのは9時過ぎになりました。もうちょっと早くに出発できればよかったと反省。

 

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中央が本宮山山頂のピーク

 とりあえずパッキングをそそくさと済ませて歩き始めました。天気はよかったです。ピーカンで、移動性高気圧のおかげでポカポカの春日和。

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登山口。鳥居がある。

 本宮山は山全体がご神体で、登り口に鳥居があります。一礼して登山開始しました。

 登山路は階段ありちょっとした急登ありで自分にあったペースで歩けます(けっこうトレイルランナもいた)。スタスタ登る人にはサッサと追い越してもらい、体を慣らすように登っていきました。

 

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途中で出てくる林道

 この山は山頂に神社が建っており、そこまで林道が通っています。その林道を過ぎると路は急になり、岩場も出てきます(たいしたことはないけど)。

 

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岩場を過ぎた先の東屋

 途中の東屋に10時半ごろ到着。山頂まではあと30分くらいの場所です。しかしここで1本とって(休憩して)、何か口にと思って、ザックを開けたところ、

 

      行動食をすっかり忘れてきました〜!

 

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三河湾渥美半島の眺め

 ガックリして、しばし眺めを見ながら東屋にてコーヒー牛乳を飲んで黙考。結局、ここで打ち切って、車に戻り昼食を作ることにしました。元々の行動予定では山頂まで行き、東屋に戻って昼食にする予定でいました。

 まあ時間的にも昼を回ってしまうので、シャーないな(仕方がないな)と思いながら下山することにしました。せっかく来たんだからとか、決めた計画なんだからとガツガツ登るのは性に合わないので、さっさとあきらめました。

 

 それから駐車場に戻ったのが11時半頃。ハラ減った〜と思いながら、車の荷台*2で昼食の準備をしていて再び気づきました。

 

     ブキ(ハシとお椀)も忘れた〜!

 

 これにはさすがにガックリ。痛恨の凡ミスです!朝起きてからバタバタ準備したのがよくなかったなぁとまたまた反省。反省するたびにやる気がなくなっていきます。幸いコンビニで朝食にと買っていた菓子パンが残っていたので、それで食事を済ませました。

 

 車での移動が片道2時間。山行自体は正味2時間。なんともお粗末な体力トレーニングとなってしまいました。*3帰る途中に自宅近くの日帰り温泉に行こうと思っていましたが、それもヤメ〜!*4

 結局、いつも行くスーパでタン塩*5を買って、自宅で反省会としました。

 

 また近いうちに出直ししようと思います(I shall be back !?)。

*1:丹沢のバカ尾根と似たような登路

*2:1BOXの軽トラックです

*3:ドライブしに行っただけやないか〜!と突っ込まれそう

*4:ちなみに登山口のそばに「本宮の湯」という浴場があります。食事もできて便利そうです。

*5:帰る途中、車から目撃した外食チェーン店のタン塩丼というノボリを見て食べたくなりました。コレステロール上がるなぁ

ぐんま百名山68、69・栗生山&荒神山

2020年2月15日 たけぞう単独

 15日、わたらせ渓谷鉄道水沼駅を起点として、2山を駅から登山した。まず、栗生山をめざす。国道・県道・林道歩き6kmで、標高640mの栗生神社に到着。ここまで車で来れる。神社横の登山道を40分歩くと、稜線に出て、山頂直下の分岐を左に行くと、赤城山の展望岩に出る。11時10分、三角点のある山頂に到着。ぐんま百名山の標識はなく、手書きの山名板がある地味な山だ。150mほど離れたところに石宮があり、ここからは袈裟丸連山が見える。来た道を引き返す。沿道にはフクジュソウロウバイが咲いていて、亀石という奇岩もある。駅まで戻り、一息ついてから渡良瀬川の対岸にある荒神山をめざす。山頂まで舗装された車道と遊歩道を歩いて、14時45分、三角点のある山頂に到着。山頂広場には石祠があり、帰りは山道を下って駅に戻った。水沼駅は温泉施設のある駅だが、列車の発車が15時台の次は17時台になるので、入浴せずに帰京。

2山とも、ガイドブックにも載らない登山口からは2時間ほどで往復できる山であり、山やが登る対象ではないかもしれないが、静かでそれなりによかった。

 

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「栗生山から見る赤城山

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「袈裟丸連山」

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フクジュソウ