山人ノマド夏合宿報告 1日目
参加 W田L、T島SL、84、M田、N川、BB、T山
8月11日~12日(T島記)
11日夜22時15分に毎日新聞社西口玄関ロビーに集合のところ1時間前に着いたが、まわりには喫茶店もない。同じように早めに来た阿曽原温泉縦走組のN川・BB両名とタクシーで神保町のロイヤルホストに行き、ビール・ワインで前途を祝す。集合時間前に戻ればW田・84の2名も到着している。村田氏は12日の夕刻に真砂沢テンバに直接来ることになっており、T山氏は13日に合流する予定だ。
バスは横4人掛けでほぼ満席に近い。室堂まで何回かトイレ休憩があり、ゆっくり眠れないままに、翌7時過ぎに到着する。
身支度を整えて雷鳥沢キャンプ場へくだる。一歩踏み出すと荷物は重い。家で計ったら25キロはあった。地獄谷ルートはガス噴出のために通れない。血の池は何であんな色をしているのか、みくりが池温泉にもいつかは泊まりたいものだと思いつつ足をすすめる。
雷鳥沢キャンプ場には若者のキャンパーがたくさんいる。しかし巻きスカートの山ガールは見かけない。N川さん曰く「巻きスカートだと雨具はつけにくい」とのこと。なるほどと思うも、おじさん世代としては巻きスカートの山ガールを見たい思いを強くする。
雷鳥坂の登りはいつもきつい。カンカン照りで風もない。ここで持参のウチワを持ち出してあおぎながら登る。W田さんが見かねてか、共同装備のテントポールを84さんに分担させる。ちょっと軽くなって、やっとの思いで剣御前小屋に到着。ここからは下りだ。途中で100リットルのザックを背負って剣沢を登っていく女子大生?のすごさに感心させられながら見送る。
新しくなった剣沢小屋で一息入れて、真砂沢キャンプ場までくだる。源次郎尾根の目安になる大岩や長次郎雪渓のあれこれについて、もっともらしいことを84さんに語る。経験が物を言うのはこのあたりまで。
真砂沢キャンプ場でテント設営後、乾杯ビールを飲み干す。この後帰宅するまで乾杯は何回も続くことになる。縦走組は小屋泊まりだが、テント組のM田さんがまだ到着しない。W田さんの携帯には遅れるとのメールが入っている。
うなぎご飯の夕食を取りつつも、M田さんの到着の遅れが気にかかる。真砂沢を下って梯子谷への登り口まで様子を見に行き、大きな声で呼びかけるが沢音しか反響はない。一度戻ってまた飲みなおしているうちに眠ってしまった。19時30分ごろヘッドランプの明かりに気づいたW田・84両名が出迎いに行く。村田さんが無事到着し、あらためて村田さん持参の赤ワインで乾杯をあげた。