毎年、海の日前後の天気は悩ましい・・・梅雨が明けるのか、明けないのか・・・
今年も同様、何日も前からテレビの最初のニュースは、
北からの寒気の流入で雷、落雷、局所的な大雨の注意喚起、
その度にネットで長野の天気予報を見る。
逗子は夕方から落雷、大雨。
F森さんは家から駐車場までの30秒でずぶ濡れ状態になる大雨の中を出発。
3連休の初日19日(土)午後10時40分、竹橋毎日新聞社前を出発。
20日(日)午前5時、五竜とおみスキー場レストハウス着。
ガスは多いものの、遠くの空は青い。
午前7時、1番乗りでテレキャビン、リフトを乗り継ぎ7時40分歩き始める。
登山客は、天気予報のわりに多く、若い人が多い。
雨は降らないものの、登山道はガスの中。眺望はなくても涼しくて快適。
一部には雪渓が数か所残っていた。
途中痩せ尾根を慎重に登っていくにつれ、いつの間にかガスが消え、
遠くに五竜山荘がくっきりと見え始める。
と、青と緑と白の見事な、大好きな、夏の北アルプスの光景が目前に広がる。
昼過ぎに五竜山荘に着いたものの、再びガスが発生。
手の先にあるはずの五竜岳は視界から消える。
山頂ゲットは明日早朝にし、5時の夕食まではたっぷり4,5時間。
普段の生活から考えると、
何もしないことが許されている時間というのは、
言葉では言えないほど私にとっては貴重な時間。楽しい時間。
5時夕食。名物のカレーライスはスパイスが効いていて美味。
7時には就寝。
21日(日)
午前3時、あちらこちらで山人が起きだす。
昨夜は7時から寝ているのだから当然といえば当然か、、、。
3時20分起床。
4時20分、小屋の下に広がる夜明け前の雲海。
これだけは、雲上の人とならなければ見ることができない。山人だけの特権。
山頂ピストンの背中は軽い。
予定どおり1時間でF森さんの100名山、記念すべき80座目ゲット!
五竜岳山頂からは、1年前に登った双耳峰の鹿島槍、その向こうに槍ヶ岳と穂高の山郡。
目前には、昨年の夏の思い出の剱岳、裏剱、三ノ窓雪渓、池の平・・・。
仙人池は見えないけれど、でも見えてくる。
山も友も、
今年も有り難う!