o村、バンブー(記)
当初北鎌を予定していたが、天気が悪そうなので、一ノ瀬川の大常木谷へ沢登り&釣りに転身。
素直に進むと「泳ぎ」があるので、夏場の方が良い気もしたが、釣り師が多い前情報があったので、巻道がしっかりあるだろうと入渓する。
入渓点から大常木谷の出合まで300mほど渡渉を繰り返して降りて行く。水が冷たく浸かると痛い。これは泳ぎたくない…魚影は見えず、魚は本当に住んでいるのだろうか。
出合で釣りの準備をして、釣り糸を垂らしながら大常木谷を遡る。あまり期待せずに竿を振っていると、急に手応えが。竿を引くと銀影が現われる。慌てて引き寄せると寄せるとヤマメが引っかかっていた。正直なぜ釣れたか分からないが、幸先が良くテンションが上がる。
だがそれも束の間で、すぐ先の岩場を登る際に竿を折ってしまった。まぁ、1匹釣れたから良いかなと、残りはO村さんに任せてダラダラ歩くことに。
程なく最初の滝(五間ノ滝)に到着するが、直登は釜を泳いで水流右の雰囲気。泳ぐ&シャワーは嫌なので巻道を探すが良いポイントは見つからず、色々探っていると既に14時。
モチベーションは 釣り>遡行 だったので遡行は諦め、適当なところにテントを張り、釣りを続ける事にした。幸い折れたのは竿の先で、工夫すれば振ることはできたので、しばらく粘るがアタリはなく、結局成果は1匹だった。
翌朝も帰りながら、竿を振ってみたが成果はなかったが、教科書通り遠火の強火で焼いたヤマメは非常に美味で、しばらく釣りの沢行を続けたい。まずは振らない時の竿の取り回し方と遡行と釣りのペース配分を工夫したい。
#一ノ瀬川を歩いていると金色の砂が目立っていて「砂金」かと興奮したが、帰って調べて見ると「雲母」とのこと。
#全然関係がないが、GW中に46歳のクライマーが塩原のバベルの第6登に成功したそう。かなり刺激になった。