8月3日・4日 たけぞう
北陸の梅雨が明け、新潟の山をめざした。3日、新幹線で糸魚川に行き、大糸線に乗り換え小滝で下車。明星山に登る計画であったが、出発時間が遅く、35日ぶりなので、コースタイムを大幅に超えると予想し、ヒスイ峡と高浪ノ池をめぐる案に変更。それでも酷暑の中を7.8km歩くので、高浪ノ池でギブアップ。まずまずの写真が撮れたのでよしとしよう。タクシーを呼んで、大糸線根知駅で予約していた登山タクシーに乗り換え、雨飾山荘へ行く。32年ぶりの山荘だが、熱めの温泉は気持ちよかった。
「県道483号の展望台から見る明星山と高浪ノ池」
「高浪ノ池に映る逆さ明星山」
「32年ぶりに宿泊した雨飾山荘」
4日、宿から見える鬼ヶ面山から鋸岳の稜線がよい。5時に朝食を摂り、6時出発。鋸岳登山口まで5分、尾根に乗ると気持ちのよいブナ林の道となる。丁ノ字沢へのトラバース道は草に覆われ足元が見えず気を使う。7時30分、冷たい沢水が気持ちよい。25分ほどで、第二ノ沢を渡り、尾根の最低鞍部に8時40分到着。右に雨飾山方面の道が分かれる。左に行く。日が当たり、風もなく我慢の登りである。10時、鎖・ロープの道が始まる。登りはロープに頼らず歩けるが、下りは懸垂下降のごとくテンションをかける。山頂直下はシナノナデシコのお花畑だ。10時40分、3等三角点のある山頂に到着。あいにく、雲が涌き、雨飾山?が少し頭を見せた。10分ほどで下山開始。最低鞍部まで1時間ちょっと。山荘までさらに2時間を要した。今の体力では往復8時間は妥当なところだ。迎えの登山タクシーが来るまで、入浴休憩して待つ。
「左:鬼ヶ面山、右:鋸岳」
「山頂直下の尾根ルート」
「鋸岳山頂」