山人ノマドの活動報告

東京都山岳連盟加盟の山岳会、山人ノマドのブログです。会員の山行記録、会の行事などを紹介していきます。

ぐんま百名山64:黒滝山

2019年11月30日 たけぞう単独

 30日、民宿を7時30分に出発。六車から南牧川を渡り底瀬川沿いに歩いていく。鷹ノ巣山が見えると滝ノ淵の標識があったので滝壷まで立ち寄った。手前で見た無名滝のほうがよい。九十九谷登山口を過ぎ、上底瀬不動滝、弁天の滝を見て、黒滝山登山口を9時出発。2万5千図には沢沿いの破線の道だが、豚舎の脇を通る舗装路で10分ほどで工事中の林道に出た。さらに15分で峠に到着。まず黒瀧山不動寺に向かう。鐘楼脇から見る稲含山が立派。山門をくぐると境内は見事な紅葉である。裏見の滝の龍神の滝は水量が少ない。峠に戻り、馬の背に向かう。いくつもの梯子を登って行く。振り返ると日東・星中・月西の三岩峰のある不動寺が見え、背後には鹿岳と四つ又山。見晴台に立ち寄ると妙義山や浅間隠山も見えた。黒滝山の最高点の観音岩に10時30分到着。鷹ノ巣山への下りが後半のハイライト。九十九谷を見下ろしながらワクワクの岩稜歩きが30分続く。鷹ノ巣山に立ち寄り、上底瀬へ下ること20分、九十九谷横断点に到着。ゴーロの涸れ沢を遡行していく。右俣に入ると、紅葉の奥壁が見えてきた。圧巻は岳人750号で紹介されたドーム滝で一見の価値あり。ここで引き返し、九十九谷登山口に12時45分戻った。

 西上州には岩山がたくさんあり、一般登山道以外にもロープ使用の岩尾根が楽しめる。かつて三段の滝がある大岩・碧岩にも行ったが写真を撮っていないので、また機会があれば行きたい。また、南牧村は滝めぐりガイド冊子を発行するくらい滝が多い。今回、時期的に水量が少なく残念であった。

 

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鷹ノ巣山

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不動寺境内」

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龍神の滝」

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「馬の背」

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「馬の背から見る不動寺

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「九十九谷を見下ろす」

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「一枚岩のトラバース地点」

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「九十九谷右俣奥壁」

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「奥壁②」

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「ドーム滝」