山人ノマドの活動報告

東京都山岳連盟加盟の山岳会、山人ノマドのブログです。会員の山行記録、会の行事などを紹介していきます。

新緑の奥多摩を歩く

5月3日 たけぞう

 ホリデー快速が青梅止まりのおくたま号のみとなったので、武蔵五日市へ行くには立川で乗り換える。8時10分発の都民の森行き急行バスは3台出た。都民の森バス停を9時30分、出発。奥多摩周遊道路を25分歩いて、浅間尾根入口の登山道に入る。15分ほどで、3等三角点のある御林山に到着。笹尾根の一部が見える。往路を戻り周遊道路をさらに20分歩いて、風張林道に入る。舗装道路脇の登山口を見落とし、薮をこぎながら尾根を登り返して、倉掛山の山頂を踏む。反対側に立派な登山道があった。20分ほどのロスタイム。往路を戻り、風張峠駐車場から風張峠に登る。

「風張林道から見る笹尾根」

 途中で周遊道路を歩く部分があるが45分で、3等三角点のある月夜見山に到着。月夜見第2駐車場へ下り、周遊道路を離れて奥多摩主脈縦走路に入る。尾根は広く、気持ちのよい道だ。ヒトリシズカがあちこちに咲いている。巻き道もあるが尾根どおしに歩き、天神山、水窪山を通過する。水窪山の山頂プレートは2つのピークにあった。小河内峠を14時20分に通過。この縦走路はハセツネカップの71.5kmコースになっていて、途中に45km地点の標識があった。岩場をぬう道に入り、ソーヤノ丸デッコに到着。なんと富士山が見えた。ここから15分ほどで、惣岳山に到着。16時、下山開始。カタクリは葉のみ散見する。2016年にシダクラ沢を遡行して来たときは、まだ花も見れた。サス沢山の三角点は表面が削れ見分けられない。急傾斜の大ブナ尾根のロープはなくなり、慎重に下る。小河内ダム到着は17時40分であった。多摩百山の新規ピークを4つかせぎ、82座となった。

「ソーヤノ丸デッコ」

「ソーヤノ丸デッコから見る富士山」