9日、例会山行の下見をしてきた。越後湯沢9時発のシャトルバスで八海山スキー場に10時前に到着。ところがロープウエイ運転見合せ中。どうりで、ゲレンデには人影がなかったはずだ。山麓散策のため路線バスに乗った途端ロープウエイは動き出した。山口の八海神社に参拝して、歩いてスキー場に戻る。
「八海神社付近から見る八海山」
山頂駅出発は11時20分。ワカンで先行者のトレースを追う。最初のピークに登ると、薬師岳が見えた。女人堂は屋根だけが出ている。トレースは二重山稜の右側についている。池ノ峰分岐から観察すると女人堂へのトレースが見えない。
「池ノ峰分岐から見る薬師岳。女人堂の三角の屋根が見える。」
トレースは女人堂のかなり下の斜面をトラバースしているが、その斜面には頻繁に上から雪玉が転げ落ちてきている。手袋もいらない今日の気温では当然か。20分ほどラッセルして夏道に近づこうとしたが、時間切れで撤退を決める。
「右:先行者のトレースを覆う雪玉の列。左:引き返し地点。」
薬師岳登頂は、朝一番のロープウエイで上がらなければ日帰りは無理だ。ただ、360度の大展望なので、池ノ峰あたりまでのスノーハイクでも十分楽しめる。24日も天気がよいことを期待したい。
「二重山稜の稜線。どこでも好きなところを歩ける。奥は守門岳。」