大平高原への林道入口で一般車通行禁止の立札を見つけ、徳和からのアプローチに変更。
登山道の傾斜も急な訳でなく、登攀も気持ちよく登れるグレード。行動時間も9時間半とそこまでハードでない印象だが、久しぶりの山行のせいか足を攣りながらバテバテの山行となった。
懸垂地点はカミナリ岩を登り山頂に続く鳳岩の手前の広場。顕著なチムニーだが、登山道から懸垂点は見えない。
登山道を振りかって見た懸垂地点
懸垂支点
懸垂下降は25mを2回。1回目はチムニー沿い。2回目は真下でなく、壁に向かって左に沿ったブッシュ帯を降りる。ロープを回収してさらに5〜10mほど降り、岩の基部を回り込むと中央稜の取り付きにでる。
登攀は3Pで岩も乾いており快適
1P:Ⅳ+ 25m ハーケン多数。右のカンテに出てそのまま直上。カンテは取り付きからは幅広のスラブに見えたが、実際はナイフリッジ。高度感あり。
1P取り付きから、ここから見える先端部の右側で支点を構築。
2P:Ⅲ:30m
水平のリッジを進み階段状を登る。1Pから見えるピークを超え、5mほどトラバースしてピッチを切る。支点はカムとスリングで。
ハーケンは特に見当たらず。
1Pから見た2P。
3P:Ⅳ:20m
10mほどリッジを歩き、クラックのあるフェイスを5mほど上がる。ハーケンは2本ほど見つけたが、ランナーはカムでとった。2Pから見えるピークが終了点でペツルが2本。そこから幅広のリッジを5mほど進むと登山道にでる。(「雨乞い岩」の標識があった。)
3P
0710 徳和駐車場出発
1050 懸垂地点
1200 取り付き
1240 登攀開始
1420 登攀終了
1650 駐車場