山人ノマドの活動報告

東京都山岳連盟加盟の山岳会、山人ノマドのブログです。会員の山行記録、会の行事などを紹介していきます。

9月例会山行バリ班(小同心クラック登攀)その2

写真の追加等です。                           by大

 

1ピッチ目リードのバンブー

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2ピッチ目終了点間近のM明

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小同心班集合写真

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赤岳鉱泉談話室にて

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赤岳鉱泉をバックに

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今回もまたもや直前に風邪を引いてしまい、体調は万全とはいかなかったが幸いにも高度障害は全くでなかった。

バンブーが声を上げてくれたお蔭で今年もなんとか「坊主」にならずに済んでホッとしている。感謝!

 

小同心取付きからの大同心

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大同心正面壁雲稜ルートを登るパーティー。結構面白そうなので、来年是非チャレンジしたいルートだ。

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9月例会山行縦走班(稲子湯~硫黄岳・横岳)

 

メンバ:O田(L)、T島(SL)、H野、F森、Y川(記)

ルート:

9/22 稲子湯~本沢温泉

9/23 本沢温泉~硫黄岳

<①横岳縦走班>~横岳~地蔵尾根~行者小屋~赤岳鉱泉

<②硫黄岳班> ~赤岳鉱泉

9/24 赤岳鉱泉~美濃戸口下山

 

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稲子湯でバスを降りると駅では降っていなかった雨が…

やっぱり私は雨女なんだ…と内心思いつつ歩き出しました。

 

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途中雨が止み、水を含んだフワフワの苔や沢山の面白いキノコを眺めたりしながらしらびそ小屋に到着。

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みどり湖の周りの紅葉を眺めながら美味しいコーヒーとデザートを頂きました。

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本沢温泉には14:30過ぎに到着し、テント班の30年前の物には見えない!綺麗なテントや最新のとても軽いテントを見せてもらいつつ小屋へ行きみんなで乾杯。

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夜には大きな月も出て、翌日の初めてのルートに緊張と期待をしつつ就寝。

 

翌朝6:00過ぎに出発。お天気は晴れ。f:id:yamanomad:20180923060455j:plain

 

 

本沢温泉外湯(縦走路より)

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夏沢峠に着くと綺麗な雲海が広がっており空は雲一つない真っ青!f:id:yamanomad:20180923072822j:plain

 

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硫黄岳までものすごく風が強かったですが、綺麗な雲海の先に見える山の景色に感激しました。

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硫黄岳では横岳班がこれから歩くルートを眺めつつ長めの休憩をとり、硫黄岳から赤岳鉱泉に下りる硫黄班としばしのお別れになります。

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横岳班の私は、いよいよここから緊張の道のりです。初めてルートでしかもクサリと梯子が続く道。

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(富士山)

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でも歩きながら大同心を上がってくる人達を眺めたりしながら、もしや小同心から上がってくる岩班と横岳山頂で合流出来るのでは、という話になりワクワクしながら歩きました。

(小同心クラック登攀中パーティーのダブルロープが実は映っている↓)

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そしてまさかの奇跡の合流!!あんな崖からひょっこり山頂に上がってくるなんて…

私には怖くて考えられませんが、みんなで会えたことに感激。集合写真を撮りました。f:id:yamanomad:20180923104953j:plain

 

(小同心クラックの登攀終了地点に到着したMちゃんと、別パーティーでオールリードしたバンブー)

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 (人気者の横岳犬)

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その後はのろのろ歩きの私に合わせていただき、縦走班、岩班みんなで地蔵の頭から行者小屋を経由して赤岳鉱泉に向けて下山。

(連休で賑わう行者小屋から赤岳、阿弥陀岳を眺める)

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途中、中山乗越では硫黄班のT島さんに予想外に出迎えていただき、山の中で次々仲間に会えるなんだかほんわか嬉しくなる1日になりました♪

 

下山は横岳班が予定した時間より30分ほど早く14:30に下山、みんなで乾杯後は、なんと16:30~の早い夕食、噂の美味しいステーキをいただきました。f:id:yamanomad:20180923144703j:plain

 

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その後はとても眠かったですが20:00~開催されるピアノコンサートの時間を何度も何度も時計を見つつ待ちました…

 

せっかくだから少し聞いて寝ちゃお~と思っていましたが、これがとても良いコンサートで、最後の曲「ひまわりの約束」を聞いてジーンとして、、、本当に何もかも素敵な1日になりました(*^.^*)

 

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翌朝は縦走班、岩班一緒に7:00に美濃戸口に向けて出発。

縦走班は10:20のバスを目標にしていましたが、岩班の早足に引っ張られるように!?9:30のバスに余裕で間に合う到着。

車で来ている岩班とお別れしました。

 

今回、ゲスト参加以降、初めての山行参加、初めての方と初めてのルートと初めてだらけでしたが、山行中は終始前から後ろからバックアップしていただき、本当に心強い山歩きになりました。

 

これからもっともっと色んな山にノマドの方達と一緒に行きたいなぁ、と思う思い出に残る山行になりました。

9月例会山行バリ班(小同心クラック登攀)

バンブーL・I田夫妻・たけぞう

22日:美濃戸口~北沢~赤岳鉱泉

 鉱泉到着が16時過ぎだったので、夕食は3回目の19時。

 時間があるので、ジョウゴ沢F1まで散策にいった。

 鉱泉の夕食は牛ステーキだが、今回、バリ班は連泊となるので、豚しゃぶとホッケのから揚げであった。

 

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「ジョウゴ沢F1」

 

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「バリ班メンバー」

 

23日:鉱泉~大同心稜~小同心クラック~横岳~地蔵尾根~行者小屋~鉱泉

 ハリー欠席のため、バンブー・たけぞう班、I田夫妻班で登攀。

 8時40分、バンブーと小生が先行して登攀開始。

 シングルロープのバンブーオールリードだったので、たけぞうは岩トレしていなかったが問題なく登らせていただきました。

 小同心クラック3P目はランナーもとらず、小同心の頭からはコンテで登ったので、横岳山頂(奥ノ院)に10時25分到着。

 トポにはピナクルで支点とあるが、支点のとり方がむずかしくなるので、ハーケン部分の支点だけでバンブーがリードしたことはスピーディな登攀ができたという点で評価したい。

 

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「大同心稜の森林限界

 

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「クラックルート1P目のライン」

 

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「横岳山頂への最終ルート」

 

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「山頂直下でビレーするムッチャン。後は小同心の頭」

 

 装備を解除しているとちょうど縦走班も到着したので、バリ班もいっしょに横岳を縦走して地蔵尾根を下ることにする

 

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「横岳到着直後の縦走班」

 

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「横岳通過後のメンバー」

 

24日:鉱泉~北沢~美濃戸口

 鉱泉からの帰路では気づきにくい北沢のナメ滝群。

 

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「北沢④」

 

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「北沢③」

 

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「北沢②」

 

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「北沢①」

 

バンブー記)

天気予報はあまり良くなかったが、実際は三日間好天に恵まれした。小同心クラックはストレスフリーで快適に登れ気持ちが良い。2Pのチムニーは普段しないムーブで誰にも聞こえないのに一人で「これ楽しい」を連呼しました。シングル1本で登りましたがかなりジグザグして重くなってしまい、ダブルロープの有り難みを実感しました。