山人ノマドの活動報告

東京都山岳連盟加盟の山岳会、山人ノマドのブログです。会員の山行記録、会の行事などを紹介していきます。

地元の山で体力トレーニングのはずが ー 愛知県、三河本宮山

2020年(令和2年)2月19日(水曜)

ノマド名古屋支部 K

 

 年初めに行った北八ヶ岳山行で体力がかなり落ちている事を痛感しました。これはいかんと、住んでいる愛知県内でトレーニングといえばこの山と決めている本宮山*1へ登りにいってきました。

 

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平日だというのにほとんど満車状態の駐車場にびっくり!

 自宅を出たのが朝の7時過ぎ。途中コンビニとスタンドに寄って、登山口の駐車場に着いたのは9時過ぎになりました。もうちょっと早くに出発できればよかったと反省。

 

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中央が本宮山山頂のピーク

 とりあえずパッキングをそそくさと済ませて歩き始めました。天気はよかったです。ピーカンで、移動性高気圧のおかげでポカポカの春日和。

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登山口。鳥居がある。

 本宮山は山全体がご神体で、登り口に鳥居があります。一礼して登山開始しました。

 登山路は階段ありちょっとした急登ありで自分にあったペースで歩けます(けっこうトレイルランナもいた)。スタスタ登る人にはサッサと追い越してもらい、体を慣らすように登っていきました。

 

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途中で出てくる林道

 この山は山頂に神社が建っており、そこまで林道が通っています。その林道を過ぎると路は急になり、岩場も出てきます(たいしたことはないけど)。

 

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岩場を過ぎた先の東屋

 途中の東屋に10時半ごろ到着。山頂まではあと30分くらいの場所です。しかしここで1本とって(休憩して)、何か口にと思って、ザックを開けたところ、

 

      行動食をすっかり忘れてきました〜!

 

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三河湾渥美半島の眺め

 ガックリして、しばし眺めを見ながら東屋にてコーヒー牛乳を飲んで黙考。結局、ここで打ち切って、車に戻り昼食を作ることにしました。元々の行動予定では山頂まで行き、東屋に戻って昼食にする予定でいました。

 まあ時間的にも昼を回ってしまうので、シャーないな(仕方がないな)と思いながら下山することにしました。せっかく来たんだからとか、決めた計画なんだからとガツガツ登るのは性に合わないので、さっさとあきらめました。

 

 それから駐車場に戻ったのが11時半頃。ハラ減った〜と思いながら、車の荷台*2で昼食の準備をしていて再び気づきました。

 

     ブキ(ハシとお椀)も忘れた〜!

 

 これにはさすがにガックリ。痛恨の凡ミスです!朝起きてからバタバタ準備したのがよくなかったなぁとまたまた反省。反省するたびにやる気がなくなっていきます。幸いコンビニで朝食にと買っていた菓子パンが残っていたので、それで食事を済ませました。

 

 車での移動が片道2時間。山行自体は正味2時間。なんともお粗末な体力トレーニングとなってしまいました。*3帰る途中に自宅近くの日帰り温泉に行こうと思っていましたが、それもヤメ〜!*4

 結局、いつも行くスーパでタン塩*5を買って、自宅で反省会としました。

 

 また近いうちに出直ししようと思います(I shall be back !?)。

*1:丹沢のバカ尾根と似たような登路

*2:1BOXの軽トラックです

*3:ドライブしに行っただけやないか〜!と突っ込まれそう

*4:ちなみに登山口のそばに「本宮の湯」という浴場があります。食事もできて便利そうです。

*5:帰る途中、車から目撃した外食チェーン店のタン塩丼というノボリを見て食べたくなりました。コレステロール上がるなぁ

ぐんま百名山68、69・栗生山&荒神山

2020年2月15日 たけぞう単独

 15日、わたらせ渓谷鉄道水沼駅を起点として、2山を駅から登山した。まず、栗生山をめざす。国道・県道・林道歩き6kmで、標高640mの栗生神社に到着。ここまで車で来れる。神社横の登山道を40分歩くと、稜線に出て、山頂直下の分岐を左に行くと、赤城山の展望岩に出る。11時10分、三角点のある山頂に到着。ぐんま百名山の標識はなく、手書きの山名板がある地味な山だ。150mほど離れたところに石宮があり、ここからは袈裟丸連山が見える。来た道を引き返す。沿道にはフクジュソウロウバイが咲いていて、亀石という奇岩もある。駅まで戻り、一息ついてから渡良瀬川の対岸にある荒神山をめざす。山頂まで舗装された車道と遊歩道を歩いて、14時45分、三角点のある山頂に到着。山頂広場には石祠があり、帰りは山道を下って駅に戻った。水沼駅は温泉施設のある駅だが、列車の発車が15時台の次は17時台になるので、入浴せずに帰京。

2山とも、ガイドブックにも載らない登山口からは2時間ほどで往復できる山であり、山やが登る対象ではないかもしれないが、静かでそれなりによかった。

 

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「栗生山から見る赤城山

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「袈裟丸連山」

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フクジュソウ

ぐんま百名山67・蛇骨岳

2020年2月9日 たけぞう・T島

 1995年3月、黒斑山に登っているが、蛇骨岳がぐんま百名山に選定されているので、今シーズンの雪山始めに再訪することにした。9日、佐久平であさま601号に接続する高峰高原行きのJRバスに乗る。高峰高原H前のバス停が登山口だが、車坂峠は風の通り道で寒い。そんな中、連れがアウターズボンを着けたりしていて9時45分に出発。風が強いので、中道コースを行く。黒斑山はスノーシューで登るパーティーが多い。稜線の分岐に出たところで、団体をやり過ごすが、トーミの頭で休んだので、黒斑山には先着した。残念ながら目の前の浅間山は見えない。団体が来たので、先に進む。30分ほどで蛇骨岳に到着。岩がゴツゴツしたピークだが、晴れていれば四阿山北アルプスが見えるはずだ。写真を撮って引き返す。天気は少しずつ回復してきて、黒斑山に戻ると浅間山が見えた。トーミの頭では小諸市方面も見えている。帰りは尾根コースを下った。途中、車坂山の登り返しがあるが、スノーシューで遊ぶにはいいところだ。車坂峠に14時25分到着。帰りのバスは16時19分なので、高峰高原Hで富士を見ながら風呂に浸かり、湯上り後は暖炉の前でビールを飲んで過ごす。

 

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「黒斑山にて」

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「蛇骨岳への道から振り返る黒斑山」

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「蛇骨岳」

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「黒斑山から見る浅間山

 

 高峰高原は、黒斑山以外にも篭ノ登山や池ノ平散策、湯ノ平から前掛山ピストンなど興味深いコースがあり、もっと足を踏み入れてほしい山域である。行きは新幹線利用だが、帰りは新宿行きの高速バスも利用できる。

 

(T島追記)

この山域の山には登っていないので参加することに。近くにある高峰温泉は泊りたい宿だが今回はパス。大宮から2時間ほどで登山口に着く。登り始めは風が強かったものの、黒斑山・蛇骨岳頂上稜線ではおさまった。浅間山雄大さ、佐久平の広大さを堪能したあと、高峰高原ホテルの温泉をめざし、4時間半ほどの雪山を楽しんだ。