山人ノマドの活動報告

東京都山岳連盟加盟の山岳会、山人ノマドのブログです。会員の山行記録、会の行事などを紹介していきます。

信州・独鈷山

9月24日 たけぞう

   筑摩山地をご存知だろうか。小生は今回、初めてこの山域に足を踏み込んだ。北陸新幹線の上田から上田電鉄に乗り換え、下之郷で下車。信州上田レイラインバスで独鈷山登山口の中禅寺に向かう。塩野神社や中禅寺薬師堂を見て、西前山コースを10時に出発。ゲートを入るとすぐ「頂上まであと100分」の標識がある。以降、10分ごとに標識がある。沢沿いの道は「あと70分」標識から斜面をジグザグに登り、「あと30分」で稜線に出る。ロープが張られたところを登りつめただるま岩は展望台になっている。上田盆地の奥に浅間山から四阿山まで揃い踏み。北アルプスも見える。12時25分、2等三角点と祠のある山頂に到着。コースタイムの4割オーバーは相変わらずだ。南側には八ヶ岳蓼科山と美ヶ原が広がる。往路を1時間強で戻る。

下之郷付近から見る独鈷山」

「だるま岩から見る上信国境の山々」

 再びレイラインバスに乗り、別所温泉に向かう。終点の将軍塚で降り、別所神社、常楽寺安楽寺北向観音と見て回る。安楽寺の国宝八角三重塔は必見。別所温泉には共同浴場が3つあるが、時間がなく入れなかった。上田電鉄別所温泉駅は日本遺産に認定されているが無人駅である。車窓から見る塩田平の独鈷山は見飽きない。次回、青木三山をめざす。

安楽寺八角三重塔」

別所温泉駅