東京都山岳連盟加盟の山岳会 山人ノマドです。

会員の山行記録、会の行事などを紹介していきます。

仙ノ倉谷西ゼン

日帰り(写真なし太一が写真保存の携帯を最後の藪こぎで落とした!残念!)

2012年9月11日

苗場山遊仙閣のおやじ高波菊男さん(菊ちゃん)と彼の息子の太一と私3人で西ゼンに行ってきました。天気予報は曇りのち雨ということで第一スラブ前で雨が降ってきたら引き返そうと決めて朝5時に高波ヒュッテを出発。平標新道登山口手前の林道ゲートは湯沢の救助隊員のでもある菊ちゃんの鍵でクリアし奥の毛戸沢を渡ったところに車を置き出発。平標新道は入山者が少ないようで、登山道というよりは踏み跡程度といった感じの部分も結構あります。じめじめしていて藪も濃く倒木も多く、近くチエーンソウと草刈り機を持ち込んできれいにすると菊ちゃんが言っていました。(このエリヤは菊ちゃんが管理してます)登山道を45分出会いに到着。道標があるのですぐわかる。出合いからしばらくはゴーロ帯の河原あるき。
進むにつれナメが出てきてそれらしくなってきます。先には中ゼン(東ゼンと西ゼンの真中の沢もどき)が見えてきます。釜があるけど水量が少ないので水に入っても膝上まで。途中ナメ滝があるけど岩は水流と色が変わったところ(水が流れていたところでヌルヌルが乾燥したところで沢靴が濡れていると滑ります)を注意して登れば問題なし。

ヤバそうな滝は周りを見えれば巻道の踏み跡がすぐわかります。

東ゼンと西ゼンの二股はすぐわかります。ここからは右から登りました。
2段40mナメ。このあたりからは落ちるとどこまでも落ちていきそうで緊張感が出てきます。右から上がって草付きまで。そこから草を頼りに、引っこ抜かないように気をつけながら左へトラバース。大きな灌木は積極的につかむ。雑草や灌木に全てを託します。第一スラブは幅200m、長さ120mくらいです。巨大スラブ。やさしそうで滑らないところを選べばおのずとルートは決まります。ここは山屋の総合力で突破。第2スラブはでこぼこしていてあまりスラブという感じではありませんが、こちらも幅100m、長さ200mルートは右から草付ずたいに上がり、ちょうど中間くらいのところのバンドをトラバースして水流を越えます。あとはガバと足場の豊富な水流左側を上がってスラブ出口へと行きました。最後の滝の入り口は左から登りますが、そこで初めてザイルを出しました。今回は太一の訓練もあったので第二スラブ滝上でザイルワークとハーケンを実際に打った訓練。残置ハーケンが2本のうち1本は太一が打ったもの。そのあとは二股に出ますが右へ右と進み沢の最初の1滴の所に出ます。

ここは草刈しました。この水は美味い!ここから怒涛の藪漕ぎです。かなり体力消耗しますがトータルすると30分くらいかな?途中切れている場所もあり上に行くにしたがって背が低くなるので楽になってきます。太一が厳しい藪漕ぎ漕ぎの最中に大事な携帯電話を落としてしまい結局見つからず・・・・・30分も藪の中を探しました。藪の中では装備はすべてザックに入れておかないと駄目!外につけてはいけません!

登山道に出てから下りは登山道にしてはややきつめな平標新道をおりました。携帯を探しているころから雨がパラパラ。下山中に周りが真っ白になり途中からもの凄い豪雨。

私の登山靴は全然ダメ。滑って3回こけました。菊ちゃんや太一は鋲付地下足袋や長靴なので全然平気・・・・・・雷も鳴っています。出会いの沢は濁流状態。やっと渡って元の登山道に入りました。

ここで小休止。車には15時40分到着。体がすっかり冷えました。太一は携帯落としたの悔しいらしく沢から登山道までの道を伐採すと言ってました。このあたりを管理、整備しているのは高波家なのでそのうち西ゼンの詰めも藪漕ぎなくなるかも?

後半雨にやられましたが皆満足の楽しい沢登でした。

皆さんもチャレンジしてください。