6月18日(土)
L 西川(記・iPhone) 隊長 F森
甲武信ヶ岳(標高2475m)
県境にあるのでこの名がついた。
という説と、山容が拳のように見えるからという説もある。
山頂からは百名山の43座が見えるというから驚き。
日本列島の地図上では、ちょうど真ん中に位置している。
東京からアクセスのいい山梨県側、西沢渓谷入口徳ちゃん新道から
入山する人が多いが、ロングコースで1泊山行になるケースが多い。
日帰りで行けるコースをネットで探すと、
長野県側から毛木平駐車場から入るコースがあった。
毛木平駐車場は、ノマドの9月例会小川山でキャンプした折、
宴会食糧調達に使うスーパーをさらにどん詰まりまでいったところにある。
この日の天気予報は関東で30度越え。
高山植物を期待するわけでもなく、
なんとなく山の名前からは暑苦しいイメージ。
山行を決めた時から、あまり期待はしていなかった。
ところが、毛木平駐車場はトレイ完備で整備され、
登山道は育った木々が日陰を作っている。
なにより沢からの天然のクーラー冷風が吹いてくる。
実は登山道にある標識で知った、
自分たちが歩いている道は千曲川源流に続く道。
入山から約3時間、ずっと千曲川沿いに歩くコースなのだ。
自然界が作る沢からの冷風は、朝方は寒いほど。
登山口から千曲川源流までの3時間は、
最初から最後まで沢沿いを歩く。
源流から20分急登で尾根へ。
さらに20分ほどで山頂。
山頂からは富士山が目の前に見える。
さらに奥に中央アルプスが霞んでいる。
山頂で大休止。
千曲川源流の水でいれたコーヒーは実に美味。
山頂ピストンでコースタイムは7時間15分。
周回コースになると10時間近くになるので
今回は来た道を戻った。
今週は「ヒロコのほんとの青い空」
ここが千曲川源流