山人ノマドの活動報告

東京都山岳連盟加盟の山岳会、山人ノマドのブログです。会員の山行記録、会の行事などを紹介していきます。

会津・志津倉山

6月4日 たけぞう

 2019年、博士山と組んで志津倉山を計画したが、アプローチの車道歩き3時間に恐れをなして断念。今回、山開きに送迎バスが出ることを知って応募した。3日、前日の大雨で列車の運休を心配したが、無事、東北新幹線磐越西線只見線を乗り継いで会津宮下で下車。駅そばの奥会津のんびり館に投宿。

「奥会津のんびり館」

「宮下アーチ3橋弟」

 4日、絶好の登山日和。駅前からバスに乗り登山口へ移動。簡単な安全祈願祭を行い、お神酒とスルメを飲食し、8時30分、出発。25分ほどで大沢コースと分かれて二子岩コースに入り、雨乞岩を見ながら登る。大沢コースに合流すると、木登りが連続するシャクナゲ坂の急登になる。三本松で一息つき、20分ほどで稜線に出る。地形図には東の1203m峰に志津倉山の記載があり、ここから踏み跡らしきものがあるが藪に覆われている。西に10分ほどで2等三角点のある志津倉山に到着。山頂は広くはないが、正面に飯豊連峰が見え、西に御神楽岳、東に磐梯山も見える。南側には会津駒ヶ岳、七ヶ岳が見えた。帰りは細ヒドコースを下る。途中、糸滝やブナ平の巨木3兄弟を見ながら1時間半ほど休まず歩き、13時、登山口に帰着。山賊汁のサービスや抽選会の景品交換が行われていた。山開き参加者は100名ほどで、下山者がある程度集まると送迎バスが順次出て行く。帰りの列車は16時台なので、宮下温泉・栄光館で汗を流し、帰宅の途に着く。只見線会津坂下駅を過ぎると会津盆地をぐるっと回るがつねに磐梯山が見えていた。

「雨乞岩」

「志津倉山山頂」

「参加記念の缶バッチ」